「他人を許せなくなるのは、脳が衰えてきているからだ。」

ある脳科学者がそういっていた。

 

最近、妻の言動がいちいち気になって仕方がない。

許せなくなったというわけではないが、今まで受け流せていただろうと思えることが気になってしまう。

妻からも「最近、細かいことにいちいち煩くなった」と言われる。

 

これまで、あまり口にしてこなかったのは、互いに仕事や子育てで忙しかったし、多少なりとも「思いやり」があったからなのかもしれない。

 

それが、最近では、我慢が効かなくなってきたようだ。

これも脳の衰えの兆候なのだろうか。

 

この先、一日中、顔を突き合わせているような生活になったら、喧嘩が絶えなくなるのではないかと今から不安になる。

 

 

 

 

さらに、その脳科学者が言うには、「脳の衰えの原因は、単に加齢によるものではなく、毎日、同じことを繰り返しているからだ」とのことである。

たまに、違ったことをして、前頭葉に刺激を与えるといいらしい。

 

思えば、午前中に掃除、洗濯、買い物などを済ませ、午後はぼうっとしている間に夕方になり、夕飯の支度に取り掛かるというのが毎日のルーティンである。

 

こんな生活の中に、何か刺激になるものを取り入れればいいのかもしれない。

 

 

さて、何をしようかな?

 

 

 

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時々、マッコイ・タイナーの力強いタッチのピアノを聴きたくなる。

 

彼のピアノは、ジョン・コルトレーンのカルテットに参加しているいくつかの作品で聞いた。

 

若い頃だったので、プレイの善し悪しはよくわからなかったが、どこか気になって、当時、『Nights of Ballads & Blues』のレコードを買ってみた。

 

 

 

 

 

 

今、聴いてみると、他の作品と違って、とてもリラックスして優雅な演奏をしている感じがして、ゆったりと楽しむことができる。

演奏内容は、決して凡庸ではなく、充実した素晴らしいアルバムである。

 

彼は、レギュラーカルテットの一員として5年間コルトレーンを支え、その後は自分のグループを作ったり、様々なアーティストと共演しながら、今年3月に亡くなるまで、ジャズ界をリードしてきた。

 

さほど多くは聞いていないが、コンポーザーとしても優れ、特に有名な曲に「Passion Dance」があるように、リーダーアルバムではその力強さと繊細さを兼ね備え、特にコルトレーンと共にしてきたエルヴィン・ジョーンズやジャック・デジョネット、ロイ・へインズらとの共演は、強力なリズムワークに後押しされるような白熱した緊張感のある演奏を楽しむことができる。

 

 

 

 

数年前、「東京JAZZ」に出演した際、東京国際フォーラムに足を運んだ。

確か、ソロ演奏だったかと思うが、期待どおりの力強いタッチを目の当たりにすることができた。

 

 

 

 

 

 

この『GUITARS』は、5人のギタリストと数曲ずつ共演した企画もので、私の大好きなロックギタリストのDerek Trucksが参加していていることでも、とても興味深い。