ブログで政治などの批判はあまりしたくないが、このところの政府のやること、考えていることがまったく理解できない。

 

東京都ほか首都圏を中心として、全国的に新型コロナの感染者が急増している。

このような状況において、国は来週から「GoToキャンペーン」を強行する構えだ。

 

国は、観光立国をめざし、国を挙げて様々なインバウンド対策を行うことにより、それによってもたらされる経済効果を国の経済基盤にしようとしてきた。

 

その結果、年々、来日外国人の観光客は増加し、一定の成果を挙げてきた。

 

ところが、新型コロナの影響で観光事業を始めとした日本経済は大きな打撃を受けた。

ついこの1、2月の頃、まさかこんな事態が訪れるとは誰が想像できたであろう。

 

緊急事態宣言が発出され、国民が外出自粛をしたおかげで、一旦は落ち着きをみせたものの、宣言が解除され、経済が回り出すとともに人の流れが戻ってくると、また感染者が増えてきた。

 

コロナが完全に終息したわけではないのだから、経済活動が再開されれば、当然、感染者が増えることは誰もが想像できたはずである。

 

そうは言っても、いつまでも経済を止めるわけにはいかないというのが国の事情だ。

だからこそ、感染拡大を抑制するための対策が求められているところであるはずなのに、国は防止対策を徹底すると口では言うものの、具体的な目に見える対策は講じていないに等しい。

 

この間、国がしてくれたことと言えば、国民一人10万円の特別給付金と1世帯当たり2枚の鄙びたマスクを支給しただけである。

中小企業や個人事業者を支援するための持続化給付金においては、委託発注の不透明さが指摘される有り様である。

結局、「新しい生活様式」の名のもとに、コロナ対策を国民任せにしておいて、経済優先の構えだけは前のめりになっている。

 

その一例が、「GoToキャンペーン」だ。

この事業には、約1兆7000億円の予算を投入するという。

そんなに経費をかけて、この時期にやる必要がほんとにあるのだろうか。

それだけの経費をかける効果があるのだろうか。

 

東京都だけ除外されたり、それに伴うキャンセル料の補償がなかったり、やれ若者や高齢者の団体は対象外だとか、後付けで運用が変更されたり、旅行会社を通さない個人旅行も対象外であるなど、制度の運用も曖昧で現場は相当混乱しているらしい。

 

東京以外でも感染が拡大されている中で、東京だけ外して感染拡大が懸念される旅行を国が税金を使って推奨していいのだろうか。

もっと、問題なのは、分科会で専門家の意見を聞きながら適切に判断していくとしていながら、実際には専門家の意見を待たずに決定しまい、分科会には追認させただけであること。

そして、何よりも分解会のメンバーたちが何も意見を言わない、言えないことである。何のための分科会なのか、何のための専門家会議なのかまったく意味をなさない。

 

地方の反応もまちまちで、歓迎するところもあれば歓迎していないところもある。

このような状況の中で実施したところで、地方が潤い、事業が成功するとはまったく期待できない。

 

元々、この事業は、コロナが収束してから実施することになっていたはずではないのか。感染のリスクが減って、ある程度安心して旅行できるという担保の上で成り立つ事業なのではないだろうか。

 

第1波のときに積極的にコロナ患者を受け入れた病院は、経営が悪化していると聞く。

ある病院の看護師には、この夏ボーナスが出ないという。自らの感染リスクも抱えながら必死で従事しているのにどうやってモチベーションを維持しろというのだろう。

 

このまま感染拡大すれば医療崩壊も懸念されるが、その前に病院が経営破たんしてしまっては、いざというときに感染者を受けいれられなくなる。守れる命が守れなくなるのだ。

 

「GoToキャンペーン」などという悠長な事業のための予算があるなら、こういった病院への補てんや医療体制の充実のために使ってほしいし、希望者には全員が保健内でPCR検査を受けられるようにしてほしい。

ワクチンや特効薬の開発費も必要であればそちらに回してほしい。

 

そう願うのは私だけであろうか。

 

先日の参議院予算委員会では、東京大学先端科学技術研究センターの児玉氏が出席し、「今、国の総力を挙げて新型コロナを封じこめないと目を覆うような事態になる」と懸念を述べた。

そのためには「責任者を明確にし、トップ・ダウンにより前向きな対策を直ちに始めることが必要だ」と強調した。

 

今、やるべきこと、国民が求めていることはそこなんじゃないの!

 

 

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昔、テレビ東京だったろうか、「ソウルトレイン」とかいう外国のテレビ番組を放送していた。

スティービー・ワンダーや様々なソウル・シンガーやバンドが出演していて、毎週、楽しみに見ていた。

 

そんな中「ルーファス」というバンドが出演したのだが、その中の女性ボーカルがメチャクチャ歌が上手くて、音域も声量もあり、乗りもいいし、何よりもチャーミングだった。

 

それが、チャカ・カーンであった。

 



ルーファスの演奏も抜群で、その後も時々出演したので、すっかり気に入ってしまった。

 

チャカは、ルーファスに所属する間にソロ・アルバムを発表し、ヒット曲を生んでいたが、バンドが解散すると本格的にソロ活動を展開し、グラミー賞を獲得するなどその後も華やかなキャリアを積んでいく。




個人的には、ルーファスをバックに歌うチャカが好きで、今でも懐かしく聴いている。