新型コロナは、テレビ界にも様々な影響を及ぼしてきた。緊急事態宣言を受け、出演者はリモートで応じたり、ドラマにおいては撮影が滞り、過去のドラマを編集したり「特別編集」と銘打って再放送したりして穴埋めしてきた。

 

そんな中、「ごくせん」が放送されていて懐かしく観ていたのだが、第2話で打ち切られ、本来予定していた「ハケンの品格」が放送をスタートした。

 

「ハケンの品格」も楽しみであるが、「ごくせん」の続きはどうしてくれるんだという思いから、TVerで無料配信しているというので、そちらで楽しむことにした。

 

「ごくせん」は、説明するまでもなく、やくざの大江戸一家に育てられた主人公が4代目を継ぐことなく、子どもの頃からの夢だった高校教師になり、不良生徒を相手に悪戦苦闘する姿を描いたドラマである。

 

漫画を原作にした笑いあり涙ありのドタバタ劇でもあるが、主人公のヤンクミこと山口久美子の臭いほどに熱い言葉や生徒への向き合い方に毎回心打たれる。

 

ある事件により退学にされた生徒がそれを逆恨みして、仕返しを企てるシーンがあった。そんな生徒に放った言葉が熱い。

正確には覚えていないが、私にはこんな風に響いてきた。

 

過ぎてしまったことをいつまでも根に持っていても何も解決しない。

どんな困難があっても自分で乗り越えていくしかないだろう。

自分の人生だ。それを豊かにするのもつまらなくするのも自分次第である。

 

いい歳をしながら、あることがずっとひっかかっていて、今さらどうなることでもないのだけれど、ネガティヴな性格だけになかなかスッキリしなかった。

 

結局、解決してくれる人は誰もいない。

きっと自分で自分に折り合いをつけていくしかないのだろう。

そんな風に思えた。

 

それにしても、仲間由紀恵がハマリ役で可愛い(笑)。

 

 

 

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「悲しい色やね」が大ヒットしてブレイクした上田正樹がまだ「サウス・トゥ・サウス」でバンド活動していた時期、旧大宮市民会館でコンサートを開いたことがあった。

 



既に関西では、難波ロック、関西弁のロックなどと人気を博していたバンドであったが、関東ではまだまだ知名度が低く、埼玉ではあまり知られていなかったようだ。

 

約1400人収容できるホールで200人程度しかいなかっただろうか、それでもまったく手抜きをせずに最後までノリノリのパフォーマンスを見せてくれた。

 

トレードマークの浴衣の裾をきった「ステージ衣装」を身にまとい、汗を滴らせながら、観客を煽るようなステージングに興奮を抑えきれなかったことを憶えている。

 

ステージ前に押し寄せた観客が手拍子しながら跳ね上がるので床が抜けるのではないかと心配なくらい盛り上がった。


エンディングは、定番のオーティス・レディングのナンバー「お前を離さない」だ。熱い魂を込めた歌と演奏に最後まで大盛り上がりだった。

 

ハスキーでソウルフルな歌声が魅力的で、その時何よりも驚いたのは、眼鏡越しに見えた瞳が異様に輝いて美しかったことだ。よほど純粋に、歌に、音楽にのめり込んでいたのだろう。

 



「悲しい色やね」は関西弁の歌詞や歌謡曲っぽいメロディが特徴であるが、彼の歌にはハートがすごくこもっているので、絶対に他人がマネして歌うことはできない。

 

他にも「お前が見えない」「いつか夜の雨が」「バラードまでそばにいて」「ミス・ユー・ベイビー」「TAKAKO」などなど、名曲がたくさんある。