電車に乗っていたら、日能研の車内広告、「シカクいアタマをマルくする」の今月は逗子開成の算数です。

 

流水算の問題です。

「日能研がこの問題を選んだ理由」に書いてあるように、

逗子開成の目の前に逗子湾があり、中学3年の7月に行われる「遠泳」と呼ばれるプログラムは有名です。

この「遠泳」では、中学3年生全員が、学校の目の前にある逗子湾の波打ち際から沖の方まで泳いで往復します。

その距離はおよそ1500m。

この学校行事を算数の問題にしながらも、その論点がなかなか秀逸です。

 

 

流水算では、

「船が川を上る速さ=静水時の速さ-流れの速さ」

「船が川を下る速さ=静水時の速さ+流れの速さ」

を押さえることがポイントですが、

この問題では往復する際に横切って別のポイントから戻っています。

この横切った行動をどう考えるかですね。

(1)では潮の流れは均一にかかるので力のかかり方は比例関係であることに気づければ答えられますね。

 

(2)は横切ったのは8分間ですが、Bから真横に移動した点からCへ移動した時間が8分間ととらえられたら何度も解いている流水算の考え方そのものですね。

あとは算数の文章題では「等しいものを見つける」という鉄則に従えば、時間と泳力と潮の力のかかり方の関係に着目すれば解けます。

 

(3)(2)で速さの比を出しているので「速さ」×「時間」=「距離」の関係から解くことができます。

 

問題設定を読み解いて、いかに典型問題の解き方に落とし込めるか。

速さの問題の理解度を試す良問だと思います。

 

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