受験生は日々過去問に取り組む日々ですね。

中学受験は算数で決まるとはよく塾で言われることで、だから算数の勉強時間にかける割合がどうしても多くなってしまうのは現実だと思います。

 

ただ私は、中学受験算数のような難問がどんなに解けようと、やっぱり算数の基本は数にあると思います。

その点では、公立の中高一貫校の適性検査の問題は学校の勉強を基本としているのでいいなと思います。

 

昨日、あるかたのブログを観ていたらお子さんが7の倍数の判別法を習ったと嬉しそうにお父さんに話をしてくれたというのがありました。またその判別法がマニアックな方だったのでその算数の先生のセンスがわかります。

 

塾で習うと思いますが、倍数の判別法なんて算数勉強への取り組み姿勢をみるのにうってつけだと思います。

たぶん塾では4年生ぐらいで習うはず。

 

では

2の倍数~13の倍数の判別方法とその理由を言えますか?

これができずしてたとえ算数の難問が解けても数学でいずれつまづきます。

5年生までのお子さんは、難問に取り組むこと以前にこういった基本が本当にわかっているか、暗記だけに終わらない勉強になっていないかを今一度確認してみることをお薦めします。

(参考)

倍数の判定法(2から12)とその証明一覧

 

では、きちんと勉強してるお子さんは4年生でも解ける問題だと思いますがこの質問に答えられますか?

 

【問題】

(1)7の倍数判別法に「3桁ごとに区切った 数字を一つ飛ばしに足す」というのがあります。

  17848978の場合、17, 848, 978 にわけて(17+978)-848=147

  147は7の倍数なので17848978は7の倍数と言えるという考え方です。

  どうしてこのやり方で7の倍数と言えるのか説明してください。

 

(2)7の倍数判別法に「1の位の数字に2をかけて、1の位を切り落とした残りから引く」というのがあります。

  294の場合、29-4×2=21

  これは7の倍数なので294は7の倍数の言えます。

  どうしてこのやり方で7の倍数と言えるのか説明してください。

 

(3)7の倍数の時は(2)のように1の位の数字に2をかけて、1の位を切り落とした残りから引くことで判別できました。

  この考え方は13の倍数の判別法では、1の位の数字に9をかけて、1の位を切り落とした残りから引くことで判別できます。

  ではなぜ9をかけることで13の倍数と言えるのか、585の数字を使って説明してください。

  また、17の倍数のときには1の位の数字になにをかけたら17の倍数と判別できるのでしょうか?

 

どうでしょうか?

えっ、塾では習っていない。

いえ考え方は習っています。数の成り立ちという観点で。

何から手をつけたらいいかわからない場合は、そういう見方で勉強していないからなんです。

こういう、説明しなさい的な出題なら、灘中でも出題してもいいぐらいだと思う問題レベルです。

 

算数の問題が解けるで終わらせることなく、説明できるまで仕上げていく。

どんな科目でも言えることですね。

 

ちなみに17の倍数の場合は5をかければ判別できます。