やぶみ @ 武蔵中原(JR南武線)
街を歩いていて偶然目に付いた風景.
こういう素敵な叙景を見てしまうと.
アレなんです,余暇の有無を問わずして.
私をしてこれを看過せざるを禁じ得ないのです.
もそっと寄ってみますと,ほう.
なるほど,お蕎麦屋さんではねえですか.
こういう日常の風情に私はことのほか嘉悦するのです.
《 やぶみ 》
であるので,余暇の有無を問わずして.
思わずも暖簾をくぐってしまうことになるのです.
加えまして余暇の有無を問わずして,よっほほい.
思わずも清酒を喫してしまうのも仕方がない,仕方がない.
むう,これはいいねえ.
店内から表の藤棚が垣間見える.
蕎麦屋の造作としてこの上ない風趣です.
お店は凛として鯔背に整頓されている.
夾雑を廃した蕎麦屋の美学に基づく内装造作です.
それだけでいいお店だということが伝わってまいります.
お品書きも潔い.
酒の肴の表記が見当たらない.
ではありますがいいんです,いいんです.
こういうお蕎麦屋さんではアレだ.
蕎麦か丼もの1品だけで清酒を2本ほど.
ささっと鯔背にやっつける,っつーのがよ.
よろしいんではないかい.
と,思わずも直感してしまうのです.
深い意味はありませんが,そう思うところがある.
やぶみ丼です.
店名を冠したメニュウには惹かれる体質です.
海老天とたぬきの卵とじ丼です.
これをやぶみ丼と名するセンスが優雅です
特に深い意味はないと思いますが,うっふふふ.
ですが,なに,アレですよ
揚げたての海老天がプリプリと佳味なのは当然ですが.
脇役のたぬきが実にいい仕事してるんです,美味ちい〜♪
目を凝らしますと藤棚の先には.
なにやら工場のような造作が見えますね.
といのもアレです.
大手企業の研究所が目の前という絶好立地.
お昼の時分どきにはさぞかし大繁盛でしょうなあ.
まだ,秋祭りの季節のお話です.
軒先に下がる提灯が大層に風流だったなあ.
















