おはようございます。元コミュニケーション音痴、そして現在コミュニケーションスキルの講師をしている、ビィハイブ・谷口祥子です。
一昨日、昨日とシステムコンフォート・福嶋社長の、上級ファシリテーション講座に参加させていただきました。
福嶋さんの講座はとても内容が濃くて学びが多く、今私が必要としている情報をたくさん手に入れることができました。
そして私は、さらに思いがけないギフトをいただきました!
同じ参加者の中に、とてもトークの面白いベテラン講師、ビジネスブレーンの永井則子社長がいらっしゃったのです。
http://www.business-brain.co.jp/home/home.html
彼女の堂々としてよく通る声、明るい笑顔は大変魅力的なのですが、お話を聴いていてグイグイと吸い込まれていくように感じるのは、どうもそれだけが理由ではなさそうなのです。
一体どうしてだろう?と不思議に思った私は彼女に聞いてみました。
「永井さんのお話にはとっても求心力がありますが、何かお話される時に意識されていることはありますか?」と。
すると彼女はこんな風に人から言われた、ということを教えてくださいました。
『永井さんの話は三字熟語や四字熟語だらけの抽象的な内容ではなくて、情景がありありと思い浮かぶような具体的な内容だから、みんながその情景を再現しようとして話を聞こうとするんじゃないかな?』
そのお話を聴いて、ちょっと具体例を考えてみました。
<抽象的な例>
「景気悪化の一途をたどるこの日本社会において、我々は日々自己研鑽と切磋琢磨に努め、共栄共存の精神で日常業務に臨むことが大切である。」
<具体的な例>
「企業の業績も下がり、毎日のようにリストラのニュースが流れている日本ですが、我々は、常に自分の価値を高めるために勉強をし、お互いにいい刺激を与え合えるいいライバルを持ち、そして自分の利益だけを考えるのではなく、お互いが幸せになるよう力をあわせて日々仕事に臨むことが大切である。」
あなたはどんな違いを感じましたか?
こうして文章にしてみると面白いですよね。
抽象的な例だと「何となくニュアンスはわかるけど・・・じゃあ何をすればいいの?」となりますが
具体的な例だと「そうかぁ。たしかに勉強しないとな。グチの多いA子じゃなくてポジティブなB子とつきあうべきだな。そうそう。C男みたいにいつも人のことを気にかけてくれる人には、こっちも親切にしようと思うよな。Win=Winってヤツだよね?」という思考が生まれてきます。
「相手が情景をありありと思い浮かべることのできるような具体的な描写をする」こと。これが自分の話に意識を集中してもらう方法のひとつなのですね。
永井さん、いい学びをありがとうございました!