「黒い靴なんだけど~」…

 

 

 

 

先日、地域の集まりがありました。

こういう行事は、予定どおりに進むこともあれば、
「あれ?」ということが起きることもあります。

 

今回も、ちょっとした出来事がありました。

 

 

高齢者が青い柄の服を着て座っている

 

 

 

それが、靴。

 

会が終わって帰る時間になったとき、

「私の靴がない」

という声が聞こえてきました。

 

「黒い靴なんだけど~」

とのこと。

 

ところが、見てみると……

黒い靴、いっぱい笑い泣き

 

しかも、似たような靴がいくつもあります。

 

これは、持ち主を探すのもなかなか大変です。

 

幸い、近くの方だったので、
別の履き物をお借りして、いったん帰宅されることになりました。

 

 

 

 

「目印があれば、分かりやすかったかも」

 

 

 

あとから考えてみると、

「靴に何か目印をつけておけばよかったな」

と思いました。

 

洗濯ばさみやクリップなど、
家にあるものをちょっとつけておくだけでも、
自分の靴を見つけやすくなります。

 

特別なものを用意しなくても、
暮らしの中にあるものでできることって、意外とあります。

 

 

今回のことは、
靴を見つけられなかったという小さな出来事。

 

でも、

「こういうこともあるんだな」

と思いました。

 

 

 

 

「困る前に、少しだけ」

 

 

 

介護や高齢者の暮らしを考えると、

「転ばないように」

「危なくないように」

と、つい大きな対策を考えがちです。

 

もちろん、それも大切。

でも実際の暮らしの中では、

物が見つからない。

 

どこに置いたか分からない。

必要なものを探すのに時間がかかる。

 

そんな小さな「困った」が積み重なることもあります。

 

だから、

困ってから対策するのではなく、
困りそうなところを少しだけ先回りして整えておく。

 

そんな視点も大切なのかもしれません。

 

 

 

親のことを考える前に、自分のことも

 

そして最近、私自身が強く感じているのが、

「親のために整える」だけではなく、
まず自分の身の回りを整えておくことも大事だなということです。

 

家の中だけではありません。

 

書類だったり。

契約しているサービスだったり。

毎月支払っているものだったり。

これからは、SNSやインターネット上のアカウントなどもあります。

 

自分では当たり前に分かっていることでも、

「もし私が急に動けなくなったら?」

「家族は分かるかな?」

そう考えてみると、

「ここは少し整理しておいたほうがよさそうだな」

と思うものが、案外たくさんあります。

 

全部を一気に片づけようとすると大変なので、

まずは、

「ここ、ちょっと分かりにくいな」

と思うところを一つ見つけてみる。

 

そんなところから始めてみると、
意外と次に整えたいところも見えてくるかもしれません。

 

地域の集まりで起きた、
「黒い靴なんだけど~」という小さな出来事から、

まさか自分の暮らしのことまで考えるとは思いませんでした(笑)

 

でも、暮らしを整えるって、
家をきれいにすることだけではないんですよね。

 

自分や家族が、困ったときに困らないようにしておくこと。

 

それも、暮らしを整えることのひとつなのかもしれません。

 

そして、地域の集まりそのものは無事終了。

会が終わっても、まだまだおしゃべりを楽しんでいる方もいて、

「こういう時間があるって、いいなぁ」

と思った一日でした。