お盆になると、昔の夏を思い出す。今だからわかる「あの時間」の大切さ

 

 

こんにちは。
親を想うご家族のかかりつけ看護師、三浦千枝です。

 

お盆になると、なぜか昔の夏を思い出します。

 

子どもの頃の私は、夏休みになると父の生家へ行くのが楽しみでした。

 

親戚が集まって、子どもたちは外で遊ぶ。

夜になれば盆踊り。

花火を見たり、浴衣を着せてもらったり。

今思えば、特別なイベントがあったわけではありません。

 

ただ、家族や親戚が集まって、同じ時間を過ごしていた。

それだけです。

 

でも、年齢を重ねた今になって思うのです。

あの「何でもない時間」が、とても大切なものだったんだな。

 

 

 

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この橋の下を流れる川で泳いでました浮き輪

 

昔は「当たり前」だったこと

子どもの頃は、

「夏になったら帰省する」

「親戚が集まる」

「誰かがごはんを作ってくれる」

そんなことを、当たり前だと思っていました。

 

そこにいる大人たちが、

ずっとそこにいてくれるような気もしていました。

 

でも、時間は少しずつ流れていきます。

家が変わり、

暮らしが変わり、

一緒に過ごしていた人も少しずついなくなっていく。

 

今になって振り返ると、

「もっと話しておけばよかったな」

と思うこともあります。

 

 

親の話を聞くことは、家族の歴史を知ること

最近、帰省する機会が増えました。

介護や家族の用事など、以前とは少し違った理由で帰ることもあります。

 

そんな中で、親や親族から昔の話を聞く機会が増えました。

「昔はこんなことがあった」

「おじいちゃんは、こんな人だった」

「子どもの頃はこうだった」

自分が知らなかった家族の話が、意外なところから出てくることがあります。

 

そして、話を聞いていると、

「今の私も、この家族の歴史の続きなんだな」

と感じることがあります。

 

写真や古い物だけではなく、

人の記憶の中にも、家族の歴史は残っているんですね。

 

 

だから、帰省したら少しだけ話してみてほしい

実家に帰ると、

「片づけなくちゃ」

「親の様子を見なくちゃ」

「やることがいっぱいある」

と、つい忙しくなってしまいます。

 

もちろん、それも大切です。

 

でも、もし少し時間があったら、

「昔はどんな夏休みだった?」

「子どもの頃はどこで遊んでたの?」

「おじいちゃんって、どんな人だった?」

そんな話を聞いてみるのもいいかもしれません。

 

すぐに役立つ情報ではないかもしれません。

 

でも、何気ない昔話が、あとになって大切な記憶になることがあります。

そして、親が話してくれる「昔」は、いつでも聞けるとは限りません。

 

 

お盆は「思い出す日」だけではなく

お盆は、亡くなった家族やご先祖さまを思い出す時間でもあります。

私も、子どもの頃に一緒に夏を過ごした人たちを思い出します。

 

もう直接話すことのできない人もいます。

 

だからこそ、

今、話せる人とは話しておきたい。

 

そう思うようになりました。

 

介護のことを考えるときも、同じなのかもしれません。

 

「何か問題が起きたら考えよう」ではなく、

まだ元気な今だからこそ、

一緒に食事をしたり、

昔の話を聞いたり、

これからのことを話したり。

 

そんな時間そのものが、家族にとっての備えになることもあるのだと思います。

 

今年のお盆にはかなわなくても…。

これから、もし親御さんと会う予定がある方は、

片づけや用事の合間に、ほんの少しだけ昔話をしてみませんか?

 

「そういえば、昔ってどうだったの?」

その一言から、思いがけない家族の物語が始まるかもしれません。

 

そして、今しか聞けない話があるかもしれません。

 

私も今年は、昔の夏を思い出しながら、

今ここにいる家族との時間を、もう少し大切に過ごしたい

と思っています。

 

 

もう少し詳しく、あの夏の記憶を書きました

 

今回のお話を書きながら、子どもの頃に過ごした父の生家のことや、

浴衣を着せてくれた伯母、写真に残っていた伯父のことを、いろいろと思い出しました。

 

ブログには書ききれなかった「あの夏の記憶」を、Bloggerにも綴っています。

 

よかったら、こちらも読んでみてください。

▼ お盆になると思い出す、父の故郷の夏|浴衣と盆踊り、そして伯父と伯母の記憶
Bloggerの記事はこちら

 

 

今年の夏が、皆さんにとっても大切な人との時間を思い出すひとときになりますように。