「やらなきゃ」が増え続ける毎日に
介護や療養中の暮らしは、
予定通りに進まないことが
本当に多いです。
病院からの電話。
薬の変更。
急な受診。
転倒。
食欲低下。
書類の手続き。
家族との連絡。
「今日はこれをやろう」
そう思っていたことが、
全部後回しになる日もあります。
そして気づくと、
自分のことは後回し。
食事も適当。
ゆっくり座る時間もない。
「あとでやろう」と思ったまま、
一日が終わってしまう。
在宅介護では、
“やること”が次々に増えていきます。
でも本当につらいのは、
量だけではなく、
「何を優先したらいいのかわからなくなること」
なのかもしれません。
頭の中がいっぱいの時って、
優先順位を考えることそのものが、
もう苦しいんですよね。
だから、
「ちゃんとしなきゃ」
「もっと頑張らなきゃ」
そんな言葉ばかり、
自分の中に増えていってしまう。
でも、
看護師として多くの方を見てきて感じるのは、
頑張りが足りないわけではなく、
“抱えるものが多すぎる”
ということです。
だから私は、
「もっと頑張りましょう」
ではなく、
まずは、
“今すぐやらなくていいこと”
を整理する時間を大切にしています。
全部を完璧にしなくていい。
まずは、
少しでも呼吸がしやすくなること。
少しでも、自分の時間を取り戻せること。
一人だと止まってしまうことも、
誰かと一緒なら、
少し進めたりするものです。
介護疲れを、
「自分の頑張り不足」
にしないでくださいね。
これからも、
暮らしと気持ちを整える時間を、
一緒につくっていけたらと思っています。
