帰省中、雨の日のバスで、90代の女性と隣の席になりました。
私は昔から出先で、見知らぬシニアの方に
よく話しかけられるのですが
この日も自然と会話が始まりました。
「今日はね、初めて業務スーパーに行って
バナナを買ってきたの」
年齢を重ねて食が細くなり
2キロほど体重が減ったこと。
「あと一口がね、なかなか進まないのよ」
そう言いながらも
“なるべく食べるようにしている”と。
朝はバナナとヨーグルトが習慣。
「娘にはね、転ばないようにって
いつも言われるの」
だから自分でも気をつけている、と。
今日は市場が休みだから
ベランダに来る鳩よけを買いに
100円ショップへ行く途中だそう。
そしてふと
「私、何歳に見える?」
70代くらいかと思った私に
返ってきたのは
「90、過ぎてるの」
思わず、え…と声が出ました。
肌つやもよく
受け答えもしっかりしていて
行き先も用事も、ご自身で決めて動いている様子が印象的でした。
西鉄バスのグランパスを使って
いろんな場所へ出かけ
ドームへ野球を観に行くのが楽しみだそうです。
そのまま目的地でお別れしましたが
頭に残ったのは
「きょういく(今日行くところ)」
「きょうよう(今日の用事)」
という言葉。
そして、もうひとつ。
同じ年齢でも
ここまで違いが出るのはなぜだろう、という違和感。
実はこれ、
“ある部分”をどう過ごしてきたかで
大きく差が出てくるところなんです。
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