「まだ介護ではない今」の不安、一人で抱えていませんか?
今日は、少しだけ立ち止まって考えてみたいことがあります。
それは…
「まだ介護ではない今」の不安について。
こんな気持ち、ありませんか?
・最近、親の歩くスピードがゆっくりになった気がする
・物忘れが少し増えたように感じる
・転ばないか、実はひやひやしている
・でも、本人は「大丈夫」と言う
介護というほどではない。
でも、まったく心配がないわけでもない。
この“間(あいだ)”の時間が、
いちばん言葉にしづらく、
いちばん一人で抱えやすいのではないかと感じています。
相談するほどではない、という壁
「まだ元気だし」
「考えすぎかもしれないし」
「こんなことで相談していいのかな」
そうやって、自分の不安を
そっと胸の奥にしまっていませんか?
本格的な介護が始まってからは、
相談先も制度もあります。
でも、“まだその前”の段階はどうでしょう。
誰に聞けばいいのか分からない。
家族に話すと大げさになる。
本人に言うと気を悪くしそう。
だから、結局ひとりで考え続ける。
その時間は、
思っている以上に心を消耗させます。
不安は、弱さではありません
不安になるのは、
大切に思っているからです。
心配になるのは、
これからも元気でいてほしいと願っているからです。
それは決して、
心配しすぎでも、過保護でもありません。
むしろ、とても自然なこと。
でも、その自然な気持ちを
安心して言葉にできる場所が
案外少ないのです。
私が見てきた「その前」の時間
看護師として、
そして今の活動を通して、
私は多くのご家族と関わってきました。
振り返ると、
大きな変化が起きる前には、
小さな“サイン”があります。
そして、そのサインに気づいていたのは
たいてい、そばにいる家族です。
けれど、
「まだ早いかな」と様子を見ているうちに
状況が進んでしまうこともあります。
だからこそ私は、
「まだ介護ではない今」の時間を
とても大切にしたいと思っています。
