「できていない」より「できている」へ
冬の暮らしの中で見つけた小さな安心
朝、水道が凍っていました。
「あぁ、やっぱり冷え込んだんだなぁ」
と思いながら周りを見ると、
庭では今年最初の梅の花がひっそりと開花していて、
ミモザも小さな蕾をつけ始めていました。
寒さの中でも、
季節はちゃんと進んでいるんですね。
できていないことは、すぐ目につく
私たちの暮らしって、不思議なもので、
・できなかったこと
・間に合わなかったこと
・うまくいかなかったこと
こういうことほど、強く記憶に残ります。
介護や見守り、家族のこと、暮らしのこと。
毎日を回していると、
「今日もちゃんとできなかった」
「もっとできたはずなのに」
そんなふうに、自分に厳しくなりがちです。
でも実は、できていることの方が多い
よく考えてみると、
・今日も起きて
・ごはんを用意して
・誰かのことを気にかけて
・一日を終えている
それだけでも、
ちゃんと暮らしを守っている証拠なんですよね。
介護や見守りの現場でも、
「できなかったこと」ばかりを責めてしまう方を
たくさん見てきました。
でも実際には、
・声をかけた
・様子を見た
・転ばないように気を配った
・無事に一日を終えた
それ自体が、すでに十分な“ケア”なんです。
「できていること」に目を向ける習慣
今日一日を振り返って、
大きなことじゃなくていいので、
ひとつだけ思い出してみてください。
「これ、ちゃんとできてたな」
「ここは私、よくやってるな」
それだけで、
心の緊張が少しゆるみます。
梅とミモザが教えてくれたこと
水道は凍っているのに、
梅は咲き、ミモザは芽吹き始めている。
目立たないところで、
ちゃんと季節は進んでいる。
それって、私たちの暮らしとよく似ている気がします。
目に見える「成果」や「結果」じゃなくても、
静かに積み重なっている日常がある。
それだけで、十分なんですよね。
できなかったことより、
今日できていたことを一つ思い出す。
それだけで、
心は少し整います。
完璧じゃなくていい。
ちゃんとやっている自分を、
ちゃんと認めてあげることも大切なケアです。
寒さの厳しい日が続きますが、
どうかご自身の心と体にも、
やさしく過ごしてくださいね。


