尻尾の先まで 猫に恋

尻尾の先まで 猫に恋

優しいシャムトラ♂、自己主張が激しめの三毛猫♀、卓球少年の中学生男子との日々です。猫のこと、子育て後半戦、映画と本、筋トレ、断捨離などについて書いていきます。
ねじめ正一さんの俳句「ビリビリっと 尻尾の先まで 猫の恋」
こういう世界観が好きです。

今日、誕生日です お祝いケーキ

 
そして——
ホットヨガで2キロ痩せましたバレエ
今朝はトーストにバターをたっぷり塗って、ベーコンエッグと食べました食パン
 
朝5時に起きてランニングもしましたランニング
ジョイフルヨガでハヌマーンになりました猿
 
……と書いた瞬間、
画面の向こうから漂ってくるあの空気。
にっこり はいはい、エイプリルフールね
 
ちゃうねん。
ぜんぶホンマやねん!
 
なのに。
福ちゃんは、静かにこちらを見てくる。
すべてを理解した者の目で。
 
「・・・」
 
福ちゃんにとっては、誕生日よりも雨が降っている事実が大事で、2キロ減ったところで、撫でる手の質は変わらない。
評価基準が、圧倒的に別次元なのだから。
 
オッドアイ猫「外に出たいです」
 
一方の美琴は、そんな空気など一切読まず、
遊べの圧を放ってくる。
 
「動けるやろ?」
 
誕生日も、ダイエット成功も、
猫の前では等しく“どうでもいいこと”
祝福も、称賛もない。
 
ただ——
事実だけが、そこにあるだけ。
そして私はふと気づくのだ。
 
「全部ほんま」と言い切ったこの文章の中に、
ひとつくらい嘘が混じっていたとしても、
たぶん誰も、見抜けないだろう、と。
 
……いや、
もしかしたら——
もう混じっているのかもしれない。
 
見抜こうとした瞬間、
たぶんもう外している。
 
「なお、全て本当である。」

花粉症の時期はお散歩を控えていましたが、

桜が、咲いた

 

朝から晩まで予定がぎっしりだったので、若干迷ったんですけどね

福ちゃんが、熱心にデートに誘ってくれるんでラブラブ

 

明日ありと 思う心の あだ桜 

夜半に嵐の 吹かぬものかは

 

咲き誇る桜も、雨が降ると一気に散ります

思い立ったが吉日、

福ちゃんとお花見をしました


早朝の公園にて

穏やかな時間に身を委ねていました

 

 

 

オッドアイ猫 桜ですね

指差し 福ちゃんと桜、一緒に撮ろ

 

キョロキョロ めっちゃ嫌がるけど…

オッドアイ猫 地べたに降ろしてもらえませんか?

 

オッドアイ猫 僕は自分の足で春を感じたいんです

 

ーーその瞬間

 

大きな音が響いた

パニックになった福ちゃん、

ハーネスを付けたまま爆走

福ちゃんを追う息子も全力疾走

 

あんぐり この後、予定詰まってるからーーーっ!

 

夜半に嵐の 吹かぬものかは

いいえ、夜半を待つまでもなく

 

桜の情緒は、立ち消え

花びらより先に、ママの心が散りました

 

嵐は、夜に来るとは限らないのです

ときにそれは、

リードを引きちぎる勢いで、昼間にも来ます

 

嵐を巻き起こす福ちゃんも大好きだよ

いつもありがとう桜

 

嵐と言えば、実家にも。

なかなか賑やかなことになっています

この靴の様子で、お察しください

我が家のハンターは、最近やたらと元気だ。
私の生活リズムを把握している。
そしてーー来る。
 

おもちゃを持参し、

モノを落とし、

頭突きを食らわせ、鳴く。

まだ鳴く。ずっと鳴く。


手段は選ばない。

 

「さあ、じゃらせ」

 

当然のように上から目線である。

ネコハラ疑惑。

 

「今すぐで、夜露死苦」

 

ヨガのポーズを復習したい人間の都合など、

開始3秒で粉砕された。

深呼吸の途中で召集される生活はいつまで続くのか。

 

下を見れば腹肉、上を見れば猫

世はままならぬ。

 

そんなときに活躍するのが、

ちゅ~るじゃらし(※注)


※注:柄だけ残ったカシャブンの先にキラキラのちゅ~るの袋を切ってつけたもの

(もはや資源の再利用ではなく、執念である)

視線の先に、獲物あり。

覗きこんで、距離を測る。

 

片手スーッ

お嬢、雑すぎや。やる気、どこに置いてきた?

 

真顔 とりあえず一回は取らせてやろうぞ

 

「遠いやないかっ」

狩り、なめてるやろ。

 

「なるほど、そそるやないか」

そそらせてるんやわ。

 

遊びたいくせに、

省エネで上半身だけで仕事をする、その根性

管理職かっ!

実に美琴である。

 

が。

結果については、あまり触れないでおこう。

本人もよく分かってない様子である。

 

「あれ...どこいったん?」

 

このちょこんと揃えた前足よ... 

さっきまでの殺気、どこ置いてきた?

 

このハンター、

獲物より先に集中力を失っている。


そして、獲物をとることよりも「かまってもらうこと」に全振りしている気がするのは気のせいだろうか…

 

2026年3月23日(月)くもり

 

春が来る。

いや、すでに始まっている気もするが、

正直なところ、まだ寒い。

 

ママは暖房を入れ、息子は窓を開ける。

季節の認識に統一性はない。

むしろ、対立している。

 

 

川沿いの桜はまだ固い顔をしている。

ピンクになる気配だけチラつかせて。

 

膨らんではいる。

だが、咲かない。

 

なるほど。

焦らしてくるタイプか。

 

嫌いじゃない。

その姿、実に共感できる。

 

人間はすぐに咲きたがる。

結果を出したがる。

 

ホットヨガから帰って来ると体重計にのる。

数値はまだ沈黙を守っている。

 

だが、私は知っている。

この、今にも開きそうで開かない時期こそが

いちばん濃厚で、いちばん自由だということを。

 

蕾は、閉じているのではない。

内側に向かって、世界を準備している。

 

一方で、気の早い桜もいる。

 

まだ寒いというのに、勢いだけで咲いている。

心配にすらなる。

急ぐことが正解とは限らないのだ。

 

咲いた瞬間から、

すべては終わりに向かうのだから。

 

ーー なお、私はもう禿げてはいない。

 

ただし、フサフサでもない。

 

この曖昧な密度、

いわば蕾。

可能性の塊と言ってもいい。

 

なお、異論は受け付けない。

 

3月24日(火)晴れ

 

人間は、よく物を買う。

やる気と一緒に。

そして、モノを開封後、やる気はどこかへ行く。

 

ウォーキングシューズのインソールらしい。

「歩く」ための装備だ。

衝撃吸収とは肉球のようなものか。

なお、私は課金していない。


 

なるほど。

理屈は完璧である。

だがーー


使われた形跡がない。


私はただ、

ここに置かれていたのを見つけ、

思い出させてあげただけである。


 

ママはホットヨガに通い始めた。

体重計にのる回数も増えた。

 

意識は高い。

道具もそろっている。

 

覚悟だけが、

行方不明である。


しかし、私は急がない。

――継続という概念を、

人間より理解している自負がある。


なお、異論は受け付けない。

ハックション

 

毎年よ 彼岸の入りに 寒いのは
正岡子規

ニコ「福ちゃんが見たい」
そんなありがたいリクエストをいただきました

ええ、分かります
我が家の理性担当、福ちゃん
(※妹は野生担当)


福ちゃんは、ひと言でいうなら"ちゃんとしてる猫"です
ご飯の催促も控えめで、
猫らしく鳴きますし、
人間の情緒にも、だいたい付き合ってくれます

ただし、
「付き合って"あげている"」感はすごい。

最近の福ちゃんです
息子の膝

完全に仰向け
肉球もしっかり見せ
置かれた場所で静止

「では、私はこれで。あとは各自でお願いします」

私の膝

抱っこされているのではなく、抱っこさせてあげている
人間側は「かわいい」と思っていますが、福ちゃんは業務として対応しています。

リクエストに応じ、一時的にサービス提供を行いましたが、
福ちゃんは通常運転に戻りました。

 

ニコニコ なでなで なでなで

なぜか息子の膝は猫に大人気

 

「上手いで。気持ちええわ」

 

「もっとー」

 

福ちゃんは基本的に穏やかである。

だが、穏やかさとは「何も感じていない」ことではない。

 

「その膝は、僕のものですけど…」

 

「お前のモノは俺のモノ、俺のモノも俺のモノ」