目黒峰人さんが、2025年11月に地方議員選挙に出るそうです。
目黒峰人さんは、色々な実績がありますが、最も大きな実績といえば「日本一周動物園水族館調査」です。
私はこれまで日本の動物園の虐待・虐殺について何度か発信してきましたが、
そこで引用させてもらった映像、画像、情報の多くは、目黒さんが撮影したものです。
この調査によって、動物園・水族館の動物達が精神を病む場であり、調教という名の暴力を振るう場であり、用済みとなったふれあい動物たちが虐殺される場であることなどが明確となりました。
かなり大きな功績だと思います。
目黒峰人さんは、これまで2つの団体を設立されました。
1つが「NPO法人 動物解放団体リブ」。
こちらは、動物問題を伝え、ヴィーガンをサポートし、活動家を育成するなどの事業を行っています。
そしてもう1つが「アニマリズム党」。
こちらは、簡単に言うと「動物党」。
もう少し詳しく言うと、「政治的に動物擁護活動を行う政治団体」です。
動物「愛護」ではなく、動物「擁護」です。
愛護という言葉は日本独特の言葉で、愛でて守るという意味合いですが、実際は非常に曖昧です。
個人的にはいい加減に使われており、非常に軽い言葉に感じています。
特に、動物の権利について話す場合に、動物愛護という言葉は非常に違和感があります。
こちらの記事で紹介した動画で目黒さんは、
例えば人権の場合は、人権擁護と言いますが、人権愛護とは言いませんね。
ですので、私自身も動物擁護と言っています。
言葉をしゃべれない動物たちのアドボカシー(権利擁護、代弁)であるわけですね。
と語っています。
要するに、民間の活動だけでなく、政治的に、動物の搾取をなくしていく、減らしていく活動をする団体が「アニマリズム党」ということですね。
アニマリズムとは
「動物を倫理と権利の対象とし
尊厳と自由を保障すべきであるとする主義であり
動物を社会に包摂するための指針」
と目黒さんは定義されています。
ヒューマニズムという言葉が存在しますが、こちらは辞書では
「人間性を称揚し、さまざまな束縛や抑圧による非人間的状態から人間の解放を目ざす思想」
と書かれています。
上の記事に、目黒さんはこう書かれています。
**************引用**************
ヒューマニズムの権利や倫理の対象範囲は、ヒトのみです。
ヒューマニズムは人類間の共助ですが、ヒト以外の動物は対象に含まれず、
権利は与えられず、ヒトの資源とされ、支配され、利用されています。
アニマリズムの権利や倫理の対象範囲は、ヒトを含む動物まで。
ヒトを含む動物を、かけがえのない生を生きる主体として認め、倫理と権利の対象とします。
ヒトは、ヒト以外の動物の自由と尊厳を守る義務と責任を持ちます。
**************引用終*************
政治団体を作っても、議員を輩出しなければ意味がありませんので、
代表の目黒さんが、2025年11月に地方議員選挙に出て、当選を目指しているということですね。
現在は選挙に向けて準備を進めているそうです。
また、選挙活動資金を募集されております。
あと、同様にアニマリズム党から地方選挙に立候補したい人も募集されています。
動物党は、おそらく日本では初ですが、海外ではいくつかあるようで、目黒さんが紹介されています。
やはりヨーロッパに多いようですが、
目黒さんによると、最も議員を輩出しているのがオランダとのことです。
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*議員情報(2023.11.01時点)
欧州議員 1名 アニャ・ヘイゼカンプ(Anja Hazekam)(2019年選挙)
下院議員 6名(2021年選挙)
上院議員 3名(2023年選挙)
州議会選挙 20議席(2019年3月20日選挙。12州)
地方議員 63議席(2022年選挙)
水管理委員会選挙 17議席獲得(2019年3月20日選挙。7委員会)
**************引用終*************
「下院議員6名、上院議員3名」とありますが、つまりは国会議員を輩出しているということになります。
動物のための党が、国会議員選挙で当選するんですよ。
すごいですね~。
日本なんて50年後、100年後がいいところではないでしょうか。
こちらの記事で紹介しましたが、オランダは2つの自治体で、「肉・乳製品の広告を禁止」することを決定しました。
人口あたりのヴィーガンレストラン数ランキング2023では、オランダのアムステルダムが7位に入っています。
また、オランダのアップフィールド社は、もともと乳製品を販売していた企業だったそうですが、
全製品をヴィーガンの商品に変え、「Skip the Cow(ウシを省略しよう)」 という、これまでの自社製品を否定するCMをテレビで流したそうです。
**************引用*************
<乳製品はヘン!>
100%植物性フローラのコマーシャル。
ウシから絞りだす従来の乳製品を
「なんかヘン」だと語り、
それには(CGの)ウシもうなずいています。
フローラ(Flora)は、現在オランダのアップフィールド社が製造していますが、
製品に乳製品を使用せず完全に植物由来になったのは2023年のことです。
全製品をヴィーガンフレンドリーにすると発表した同社は、、「Skip the Cow(ウシを省略しよう)」 キャンペーンを展開し、それまでの自社製品を否定する果敢な姿勢を明らかにしました。
当時のマーケティング・ディレクターは「現在の食料システムは持続可能ではない」と言い切り、同社は、「価格が手頃、人や地球によい、美味しくて栄養価が高い」製品を提供することで、前向きな変化を促す、と企業のミッションを語っていました。
コマーシャルはYouTubeで公開されています。
**************引用終*************
また、オランダでは、2024年に毛皮農場が禁止になることが決まっています。
という感じで、動物思いの人が多い国には見えますが、
とはいえ、もちろんまだまだ問題が多いのは他国と変わりありません。
↓以下は、以前記事にしたオランダのと殺場の実態。
↑豚肉を食べている人は、日本も同様、というかこれよりひどいので、しっかりご覧くださいね。
あと思ったよりヴィーガンは少ないようで、1%程度しかいないそうです。
ただオランダ人が日本人と違うのは、「自分たちの肉食が動物達にひどい事をしている」という自覚はあるようです。
日本人は「感謝して頂きます」と誰でも言える言葉をつぶやいて、罪悪感を誤魔化し、ひどい事をしているという自覚すらないという なかなかに狂った国民性を持っています。
日本では平和ボケが深刻で、家畜たちが大切に育てられ、優しく殺されていると信じているファンタジーの世界に生きている人が多数おり、それを否定する情報からは目を反らして生きています。
しかし、オランダ人はひどいことをしているという自覚自体はあり、動物性の消費を減らすべきだとは思っているそうです。
ただ、欲望には勝てず食べはするみたいなので、それはそれでどうなんだ? とは思いますが、
培養肉や、植物性の食品が発展すれば、国全体が変わっていく可能性は秘めているのでしょう。
残念ながら、オランダほど議員を輩出している国は稀なようで、地方議員すら0である動物党は少なくないようです。
日本もそうなる可能性は非常に高いですが、目黒さんの戦略に期待し、動物を守りたい人たちで応援していきましょう。
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