私が男性に対してクールで自分の感覚が狂わなかったのは、父の影響が大きいように思う。
私は父が結婚していても浮気という形で母以外の人がいると知ったのは確か中学生くらいの頃だったと思う。![]()
大体2年くらい付き合っては又新しい彼女が出来ていたような覚えがある。![]()
私がオーナーママとしてラウンジを経営していた23歳の頃のことである。![]()
お店の扉が開いた
「いらっしゃいませ~。」
そこには父が
「よっ!ママ久しぶりっ
」
父の後ろには私よりも若そうな女が寄り添うように入ってきた。![]()
ははぁ~ん、
それで昨日めったに娘に電話なんかかけてこない父が![]()
「出張で泊りがけでそっちに行くから、お前の店何処にあるか教えてくれ。」とかけてきた。
「それはいいけど、どこ泊まるの
うちに泊まりなよ、夕食でも行こう。」と言うと、
「接待があるし、○○ホテルに泊まる。」と言うので
「あぁ、そこの支配人なら、よくうちのお店にも来てくれて知ってるから、私が予約しといてあげる。」と言うと
「会社がとってくれるからいい。」と言う、
おかしいな。。。と思ったがこういう事か![]()
父とその彼女はカウンターに座り![]()
「ママ、いつものね。」
(何がいつものだよ。。あんた、初めてじゃないかf^_^;
)と思ったがもちろん言わない。
へネシーの水割りを作って2人の前に差し出す。
「接待先の事務員さん、今月結婚するから今夜はお祝いなんだ。
」と父が彼女を紹介した。
そんなこと言われても娘の私の方がもうこの歳で男と女の裏側を嫌と言うほど見てきた。![]()
そうじゃなきゃオーナーママなんてなれない。
父とその彼女の間にある男と女の匂いから今の二人がどんな状況にあるのかさえ私には分かる。
父がトイレに立ったとき彼女が
「○○さん、よくいらっしゃるんですか
」と訪ねてきた。
私はにっこり微笑んで。。。
「父ですよ。」と答えたら
「ええぇ~~
」( ̄□ ̄;)
と本当にびっくりして可愛い顔から焦りが見えたので
「冗談ですよ、出身が同じものですからね。可愛がってもらってるんです。」と、初対面でいじめるのはやめた。
1時間ほど水割りを飲んでうちの店から2ブロック先のホテルへ向かって歩く父と彼女の後姿を見送りながら![]()
(最後の夜なのかしら。。。)と思った。(-_☆)
私はこうして父の浮気ですら冷静に見てきた。
父は昔から男前でプレイボーイ。
きっと一番身近な存在の父という男がこういう男だったからこそ
私は男性に対してブレない判断力で外見に惑わされることなく、
甘い言葉に惑わされることなく選んでこれたのだと思う。
受け止め方も娘の性格にもよると思うが
浮気を家庭に持ち込んで離婚だナンだのもめることがなかっただけ、父の浮気は本当に浮気であり本気になった女性はいなかったのだろう。
父を一番身近な男と見ることによって手口や雰囲気、匂いから男とはどういうものかを私なりに学んだ気がする。
そのおかげで男を見る目が出来て、父のような男を選ばずに済んだ。(笑)
父親からの娘への影響は父親が思う以上に大きく。
娘はいつの間にか父よりも成長しているものである。
私は父を浮気を繰り返してきたからといって恨んではいない。
父も一人の人間であり一人の男、後悔のない生き方をしてきたのならそれでいい。
そしてそれをジャッジするのは私でなくこれから先も側にいなきゃいけない母なのだから。
父はとにかく外面が良かった(笑)