通行止の森へ 1日目 | 90歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

90歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

 通行止の森へ 1日目

 

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 今日は朝から雨が降っているじゃよ。

 

 しかし天気予報を見ると、明日は朝からマークのオンパレードになっているのじゃ。

 

 何度も裏切られた天気予報じゃが、しかしアテにするものはほかにないからのう。

 

 天気予報を信じて出掛けることにしたのじゃわい。

 

 

 実は先日から気になっている場所があるのじゃ。

 

 ここなのじゃがのう。

 

 この森はワシが何十年も前から折に触れては撮影に出かけているお気に入りの撮影地なのじゃが、先日から通行止の看板が立っているのじゃ。

 

 

 

 

 

ところがこちらの立て看板を見ると8時から17時までと表示してあるのじゃよ。

 

 と言うことは、もしかすると夕方5時から翌朝8時までは通れるということかもしれぬわい。

 

 よーし。 

 

 付近のビジターセンターへ行って確かめてやれ。  

 

 するとちょうどその時、何と、うまいことにここの森の管理職員の車がやってきたのじゃよ。

 

 今までこの辺りで時々見かける車じゃからのう。ここの車だと察しはついているのじゃ。

 

 手を挙げたら止まってくれたわい。

 

 管理職員の話によると、実は通行止ではなく、通り抜けが出来ぬだけだと言うのじゃよ。

 

 昼間でも森へは入って行けるらしい。

 

 

 それなら「通行止」などと表示する必要はないのにと思ったが、今となってはそんなことはどうでもいいのじゃ。

 

 通り抜けなぞ出来なくとも、この森の中で撮影できれば満足なのじゃからのう。

 

 それではと、小躍りしながら早速森の中へ車を進めたわい。

 

 

 

 

 

森の中は霧雨に煙っていた。

 

 

 

 


こんな状態が明日の朝まで続かぬものかのう。

 

 

 

 

 

霧の中から朝の光が射し込んでくると光芒が出現したり、霧が紅色に染まってくれるかもしれぬわい。

 

 

 

 

 

・・・などと怪しげな妄想はいくらでも湧いて来る。

 

 

 

 

 

 

小枝に付着した雨水が光る。

 

 

 

 

 

雨に濡れるのがイヤで、車内からパチリパチリ。

 

 

 

 

 

不精なことじゃ。

 

若い時にはレインコートを着込んで飛び出して行ったのにのう。

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても、そぼ降る雨は一向にやみそうにない。

 

 

 

 

 

本当に明日は朝から晴れるのかのう。

 

 

 

 

 

今夜はこの辺りで車中泊しようわい。

 

明日の晴れを祈って乾杯🍺じゃ。

  

 

 

 

                    つづく

 

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