紅葉状況の下見
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晴れの定義
無断転用禁止
例年なら今ごろは紅葉真っ盛りのはずなのじゃが、今年はどこも季節の移ろいが遅れているという話じゃ。
それでは実際にこの目で確かめてみることにしようかのう。
遅れているからと言って出遅れてしまっては一大事じゃわい。
出遅れると来年まで待たなければならぬからのう。
この歳になると来年がどうなるやら知れたものではないわい。
というわけで雨のそぼ降る秋の日の午後、ノコノコと出かけて行ったのじゃ。
行先はワシの住処から一時間半ばかりの高原じゃわい。
ここはこの地方では一番早く紅葉が始まるというからのう。
なるほど。
所々紅葉が始まってはいるがのう。
真っ盛りとは言い難いわい。
遠くに見える山並みは南アルプス連峰らしい。
前回に撮影したチカラシバの具合も覗いてみた。
なかなかいい具合に繁茂しているわい。
これならまた改めて撮りに来てもいいのう。
この辺りはまだまだじゃわい。
今日この高原に来た一番の目的は、実はこの一本木の紅葉状況を知りたかったのじゃよ。
以前からこの木の紅葉最盛期の模様を何とかモノにしたいと思っているのじゃわい。
しかしこの状況ではまだ早いようじゃ。
ただし、うかうかしているとあっという間に落葉してしまうから油断はできぬがのう。
この写真は10年近くも前に撮った写真じゃがのう。
こんな最盛期を逃さずに、もう一度撮ってみたいのじゃよ。
こうなったら暇に任せて日参するとしようかのう![]()
さて、ぼつぼつ帰らぬと、帰宅するまでに日が暮れてしまうわい。
今日は下見じゃから車中泊するつもりはないのじゃ。
かといってこのまま帰るのも何となく物足らなくてのう。
それではが出没するという森へ行ってみるか。ここから30分も走れば着けるわい。
あそこの紅葉もなかなかきれいじゃからのう。
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ところでその前にちょっと余談じゃが聞いてくだされや。
実は次の文章は、ワシが1年前に書いた記事の一部抜粋じゃが、今でも不思議で仕方がないのでもう一度載せてみるわい。
風景写真の撮影は当日の天候が気になるものでのう。
晴れならあそこへ行こうとか、雨ならこっちへ行こうとかね。
ところが先日テレビを視ていたら、天気予報士が聞き捨てならぬことをお話しされていたのじゃよ。
天気予報士が言うには、天空に一片の雲もない状態はもちろん晴れじゃが、空の8割を雲が覆っていても晴れだと言うのじゃ。
曇りと判定するのは9割以上の場合だという。
しかし世の中の常識として、
上空に8割も雲が広がっているときに「今日は晴れてるなあ」なんて思うかということじゃ。
撮影の前日に天気予報を見て、ずらりと☀マークが並んでいれば、日本晴れもしくはそれに近い状況になることを信じて出掛けるわのう。
しかし気象の定義では8割が曇りの時でもこのマークが付いているというわけじゃ。
そんな馬鹿な!
そう言えば、いざ撮影になった時に、どんよりした曇り空となってしまっていて腹立たしい思いをしたことが今までに何度あったことやら。
こんな定義がまかり通っているとはどう考えてもおかしいと思うのじゃがのう。
気象庁に再考をお願いしたいぐらいじゃわい。
―などと、ちょいと余計なことを言ってしまったかのう。
つづく







