前回からつづく
高原を後にして、わしゃあそのまま蓮池へ直行したんじゃ。
しかし特にハスが撮りたかったわけではないんじゃよ…。
先日来の琵琶湖の撮影で、ハスは少々食傷気味じゃからな。
でも帰宅するのはまだ早い。今日は暇なんじゃよ。![]()
池に着くと、早速コスモスがお出迎えじゃ。秋が始まったのう。
咲いてる、咲いてる。
立錐の余地もないほどの大入り満員じゃ。
じゃが、わしゃあホントはこういうのは好きじゃないわえ。
葉っぱが多すぎて水面なぞ見えやしないからのう。
池の水面の所々に花や葉っぱが浮かんでいるのが理想なんじゃよ。
まるで水面が見えないんじゃあ、風情がないわえ。
グチばかり言っていても仕方がない。
現実は全て受け止めなければのう。![]()
このハスはちょっと変わった品種じゃ。
葉っぱでも逆光で見るとなかなかきれいなもんじゃ。
ここの池はハスとスイレンが共存しているわい。

池の中に羽根が落ちている。どんな鳥が落としていったのかのう。
わずかに覗いた水面に、反射した太陽が光る。
もう終わってしまったハスもあるわい。
池の脇の道のど真ん中にコスモスが…。
よく見ると道には轍がついているから、たまには車も通
るんじゃろうのう。
とすると、この花も車が通るまでの命かのう。
そろそろ帰ろうと思って車を走らせていると…
なんじゃい! ここには満開のハンゴンソウが咲いているじゃあないかえ。
これを先ほどの高原へ持っていきたいくらいじゃ。![]()
さらに走って行くと滝があった。
ちょいと撮って行くか。
こっちにもあるぞえ。
ここのは勢いがいいのう。
ものすごい飛沫を浴びながら何かが動いている。
目を凝らしたら小さな蜘蛛じゃよ。
何でこんなところにわざわざ巣を作るんじゃろう。
世の中、分からないことだらけじゃわい。
80有余年も生きて来てものう。![]()
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この項 完
















