見つけたぞ琵琶湖のハス
無断転用禁止
滋賀県草津市の琵琶湖にはかつて大規模なハスの群生地があってのう。
湖面が見えぬくらいハスで覆い尽された絶景が人気で、観光客からプロカメラマンに至るまで、無数の人々に愛されてきたものじゃった。![]()
ネットより
ところがこのハスが数年前から突然に姿を消してしまったのじゃよ。![]()
ネットより
何でも湖底の土壌が変わってしまったからではないかというのじゃが、どうもはっきりした原因はつかめていないらしい。
ところがもっと不思議なことが起こったのじゃよ。
草津市から何十キロも離れた長浜市の公園の池に咲いていたハスまでが、草津市に呼応するかのように消滅してしまってのう。
下の写真は2016年の公園の池じゃ。
このころは邪魔になるぐらい池を覆い尽くしていたハスだったのじゃが……
それがその翌年には見事にスッカラカン状態になってしまってのう。
ここはワシが機会ある毎に車中泊をしては撮影を繰り返していた絶好のポイントだったのじゃよ。
この惨状を目の当たりにしたときはワシも呆然と立ち尽くすばかりじゃったわい。
ところが2018年の冬のことじゃった。
他の撮影地からの帰途、この辺りの湖岸道路を通っていると・・・
公園の池からほど遠くない琵琶湖の湖面に枯蓮らしいものがちらっと見えたのじゃよ。
驚いたのなんのって。
早速、車を停めてカメラを持ちだしたわい。
今まで何度となくこの辺りを通っているのじゃが、湖の中にハスが繁茂していることなどまるで気がつかなかったのじゃ。
今まで池や沼、田んぼの中のハスしか知らなかったワシとしては、こんなに雄大な風景の中のハスを見たのは初めてじゃったわい。
こんな枯蓮でもこれはこれで面白いのじゃが、花がちらほら咲くころに来て、茜色に染まる夕景を撮影してみたいと思ってのう。
この日は曇っていたこともあって2、3枚撮っただけで帰って行ったのじゃ。
そして待つこと半年間―。
翌年の初夏のある日、やっと日本一の湖の湖上に咲くハスの撮影が実現することになったのじゃ。
あらかじめ去年の枯蓮撮影の時にナビに登録しておいたので、場所はすぐわかったわい。
早速覗いて見ると……
ふ~む。なかなかいい光景じゃわい。
花はまだ一輪も咲いていないがのう。
ただし花が咲くころまで待っていると、葉っぱも伸びてきて水面を覆い尽してしまうかもしれぬ。
水面が見えぬぐらいなら、葉っぱや茎が伸びきらないこの時期の方が風情があるかもしれぬわい。
ただ、惜しむらくは今日は悪天候でのう。
しばらく待ってみたが空は相変わらずどんより曇り空。何の変化もないわい。
天候が良くて夕焼けになれば、深紅に映える水辺の夕景はなかなか面白い作品になると思ったのじゃが、残念至極じゃ。
今日はあきらめるより仕方がないわい。
またの日と言うこともあるからのう。
改めて出直すことにしようわい。
……と、一時は帰ろうとしたのじゃが、なるべく年寄りの夜道の運転は避けたいと思ってのう。
やむを得ず、今夜はこのまま例の空っぽの池の駐車場で泊り、翌朝早々に帰ることにしたのじゃ。
車中泊をするためにその公園へ来てみると、相変わらず池の中は空っぽじゃ。
先程の湖畔のハスの花が一輪、二輪と咲くころになったら、またここへも立ち寄ってその後の変化を見てみようかのう。
それでは今夜のところはここで車中泊をして明朝は早々に退却しますわい![]()
![]()
無断転用禁止












