ぼんぼり祭の夜の部の前に時間があったので、報国寺にお参り。
時が経つのは早いもので、3年振りです。
◆報国寺◆
山門
国内外の観光客に人気の報国寺。
この日も夏の涼を竹林に求めた人々?で賑わっていました。
門の先に広がる苔と白砂の庭園。
昨今の過酷な夏のせいか、苔も元気が無い様子。
水鉢から見上げれば、夏の木漏れ日。
光が織り成す緑のグラデーション。
どうしてそうなった?な直角な梅の木。
眩い光に包まれたお地蔵さん。
滴る雫に涼を感じて…
本堂
<由緒>
臨済宗建長寺派 功臣山報国寺
創建:建武元年(1334)
御本尊:釈迦三尊
開基:足利家持
開山:天岸慧広
かつて、鎌倉公方足利家の菩提寺でした。
作家や芸術家にも愛された寺院としても知られ、川端康成は門前に居を構えた時期もあり、「山の音」はその頃に書かれたそうです。
近代では、"竹寺"として人気を集め、ミシュラングリーンガイドの3つ星を獲得しています。
参道を覆う桜の古木。
参道を振り返る。
青空に緑が眩しいですね。
鐘楼
宝暦7年(1757)の築造。
この分厚い茅葺屋根が好き。
鐘楼脇から続く石塔の小径。
由比ヶ浜などから発掘された石塔群。
鎌倉幕府を終焉させた新田義貞の鎌倉攻めの両軍戦死者を弔ったものだそうです。
お参りを済ませて、竹の庭拝観へと。
*庭園拝観料¥400
竹の庭
2,000本程の孟宗竹が植えられています。
竹の落ち葉の絨毯も風情がありますね。
竹林が音を吸収して、そこは"静けさの音"を感じる空間。
光の具合で雰囲気が変わる竹林。
崖が光を遮っていて、ここのモミジはほぼ紅葉せずに晩秋も緑のまま。
苔の中にぽつんと建つ灯籠の風情。
やぐら
開基・足利家持の墓と伝わるやぐらです。
静の空間でどこか荒々しさを感じさせる槙。
迦葉堂
昭和53年(1978)に本堂に隣接して建てられた座禅堂です。
枯山水庭園
波紋を描く白砂に浮く石、それを囲む美しい鎌倉の緑。
竹の庭の出入り口で参拝者を見送るお地蔵さん。
思い返せば、30年ほど昔の学生時代、デートで訪れたのが初めての報国寺でした。
その時は、鎌倉駅や鶴岡八幡宮から少し離れた所への冒険の様な、新鮮な感覚でした。
それから時が経ち、鎌倉の風景や訪れる人々の顔ぶれは大きく変わったけれど、ここ報国寺の竹林は昔と変わらず、ただただ静寂な空間で迎えてくれます。
そんな想いにふと耽ったお参り。
冬枯れの報国寺 2023.2























