横浜記事が続きましたが、1月の宮崎漫遊記事を再開します。

 

漫遊2日目は宮崎県を北上して都農・美々津を巡り、県北部の県境の都市、延岡に宿泊。

 

翌日、延岡からバスで高千穂へ向かいます。

 

これが初高千穂、期待に胸が膨らみます。

 

<旅の行程>

1日目:青島→日南→宮崎

2日目:宮崎→都農→美々津→延岡

3日目:高千穂

4日目:延岡

 

延岡駅前から朝イチのバスで1時間半、神話の土地、高千穂に到着。

 

まだ街が目覚めかけの朝10時、標高300mの高千穂には冷んやりとした空気が流れていました。

 

高千穂バスセンターから徒歩で10分程、巨大な銅製鳥居が現れます。

 

◆高千穂神社◆

 

鳥居の先に続く仄暗い参道。

 

異空間へと続くかのような雰囲気に引き込まれていきます。

 

社務所

 

ここ高千穂は天照大神の孫神・瓊瓊杵尊が降臨した、天孫降臨の地。

 

手水舎

 

そして、時を経て磐余彦尊の代へと繋がり、その磐余彦尊が美々津から出航して、苦難の末に大和に辿り着き、日本を建国して初代神武天皇になります。

 

つまり、

 

日本創世の壮大なる神話の始まりの地。

 

祓所

 

宮崎の神社の特徴、手水舎の向かいに祓所。

 

 

杉並木の先に続く石段。

 

見上げれば、境内を囲む杉の巨木。

 

父杉

(高千穂町指定天然記念物)

 

樹齢800年、源頼朝の忠臣、畠山重忠の手植えと伝わる御神木です。

 

 

歴史の深さが窺える祠。

 

拝殿

<御祭神>

高千穂皇神

十社大明神

 

高千穂皇神は日向三代(天津彦火瓊瓊杵尊・彦火火出見尊・彦波瀲武鸕鶿草葺不合尊)と、その妃神(木花開耶姫命・豊玉姫命・玉依姫命)の総称。

*読みは"タカチホスメガミ”


十社大明神は神武天皇の兄神・三毛入野命とその妃・子神の総称。

*読みは"ミケイリノノミコト”


青島神社、鵜戸神宮、そして、ここ高千穂神社で日向三代のお社詣の完結となります。

 

 

拝殿に連結している渡廊には、源頼朝奉納の鉄造狛犬(国指定重要文化財)が安置されています。

 

本殿

 

安永7年(1778)建立、重厚で荘厳な雰囲気に包まれた五間社流造の本殿。

 

脇の小祠は稲荷社です。

 

その創建は不詳ですが、三毛入野命が日向三代と妃神を祀ったのが創祀とされ、11代垂仁天皇の御代(BC29〜70)に社殿が建立されたと伝わります。

 

 

脇障子には三毛入野命の装飾。

 

高千穂宮鎮石

 

本殿脇の霊石は、垂仁天皇の勅命で伊勢の神宮と高千穂神社に置かれたもの。

 

 

境内の東、杉の巨木の先に佇む境内社。

 

荒立神社・四皇子社

(主祭神:猿田彦大神・天鈿女命・神武天皇・三毛入野命)

 

安置されている木造神像は国指定重要文化財。

 

神楽殿

 

高千穂神社と言えば、国指定重要無形民俗文化財の夜神楽。

 

11月の高千穂夜神楽まつりでは、各地で夜を徹して、全33番の夜神楽が奉納されます。

 

 

その内の4番が毎夜、観光向けに実演されます。

*観覧料¥1,000

 

天之手力男神が舞台奥の天岩戸を豪快にこじ開ける、天岩戸伝説の場面も演じられます。

*読みは"アメノタヂカラオノカミ"


人と自然の根源的な営みを垣間見る演目でした。

 

 

観光神楽が演じられるのは毎夜8時〜9時で、境内は真っ暗。

 

暗闇の中、拝殿の灯りが神秘的。

 

 

翌朝、朝食前にもお参りしました。

 

早朝の境内は日中と違い、ひと気も無く鎮まった厳かな雰囲気。

 

そこには、悠久の時を経て受け継がれ育まれてきた、深い歴史と信仰が生む空気がありました。

 

長年の念願だった天孫降臨の聖地。

 

朝昼夜の雰囲気を堪能したお参りでした。

 

御朱印

 

ところで、


町にはゆかりの神像があちこちに。

 

高千穂夜神楽手力男の舞

 

天岩戸伝説(岩戸隠れ)で活躍した神様で、戸隠神社の御祭神でもあります。

 

高千穂夜神楽うづめの舞

 

天鈿女命も天岩戸伝説(岩戸隠れ)で活躍した、日本最古の踊り子ともされる芸能の女神。

 

 

鳥居脇の歩道の隠れハート。

 

こういうの必要?w

 

続いて、高千穂峡へ向かいます。