隠岐には2つの一の宮があります。
島前・島後に1社ずつ置かれました。
初日の最後に訪れたのが島後の一の宮。
スタート地点の西郷港から12kmほど、アシスト付チャリで1時間ほどの距離ですが、数ヶ所に寄りお昼を食べて、社頭に着いたのが14時。
これで目指す一の宮109社中、96社を巡ったことになります。
◆隠岐国一の宮 水若酢神社◆
一の鳥居
田園集落から少し入った所に建つ鳥居。
その先に木立に囲まれた参道が続きます。
境内では何やらお祭りの準備中。
聞けば、集落の若い方々が始めた"灯火祭り"というものだそうです。
二の鳥居
白砂の参道と松並木。
格式の高さが漂う美しき参道。
隠岐は古来、相撲が盛んな地域で、今も"隠岐古典相撲"が執り行われています。
土俵に置かれているのは、大関などの役についた力士に贈られる柱で、玄関や軒先に飾られるそうです。
随神門
文化8年(1811)建立の随神門。
下部が板張りでない四脚の柱の造りは、隠岐の神社建築の特徴のようです。
参道を振り返る。
ついに到達した隠岐の一の宮…
暫し感慨に浸る。
拝殿
<主祭神>
水若酢命
玉若酢命神社同様、「記紀」には登場しない独自の神様が祀られています。
創建年代は不詳ですが、伝承によれば、第10代・崇神天皇の御代(BD971〜BD30)に海から白い鷲に乗った御祭神が現れ、隠岐島に鎮座したそうです。
以来、航海安全の神として崇められ、日本海を護ってきました。
それにしても、"玉"と"水"とは、何とも島根・出雲らしい響きですね。
"若酢"の由来は明らかではないそうです。
現在の拝殿は大正元年(1912)の造営。
舞殿風の造りです。
拝殿後方には巨大な御本殿が見えます。
どこか能登国一の宮氣多大社を彷彿させます。
御本殿の門に繋がる拝殿脇の石畳。
御本殿
(国指定重要文化財)
重厚な茅葺屋根、荘厳な隠岐造の御本殿。
寛政7年(1795)の造営です。
存在感と雰囲気に見惚れて時を忘れる…
周辺には、古代豪族の古墳が点在していて、石室が残されています。
水若酢神社1号墳 石室
古墳時代後期(7世紀頃)のもので、土器や勾玉が出土しているそうです。
水若酢命はこの地を開拓した古代豪族が崇める海の神様だったのかもしれませんね。
境内を奥に進むと、突如、洋館が現れます。
旧周吉外三郡役所庁舎
(島根県指定有形文化財)
*読みは"スキホカサングンヤクショチョウシャ"
明治18年(1895)、旧周吉郡と他の三郡(穏地・海人・知夫)連合が西郷港近くの旧陣屋跡に建てた郡役所で、昭和43年(1968)に現地に移築されました。
島根県最古の擬洋風建築だそうです。
近くには民俗博物館さながらに、明治〜大正時代の消防具や濃厚具が展示されています。
都万目の民家
(島根県指定有形民俗文化財)
*読みは"ツバメ"
江戸時代後期築造の隠岐造の民家です。
五箇創生館
*入館料¥500
隠岐の牛突きや隠岐古典相撲の資料館です。
社務所
社務所で気品ある老婦人と暫し歓談。
隠岐も気候変動の影響が著しく、四季が失われてきているそうです…
オリジナル御朱印帳
御朱印帳に一目惚れ。
御朱印
手縫いの半透明な袋の中にプレートの御守りが入っています。
時刻は15時前、港へ戻ります。
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