夏の山形庄内漫遊初日。

 

初日は15年振りの湯田川温泉。

 

鶴岡駅からバスで30分程で、小さな温泉街に着きます。

 

<旅の行程>

1日目:羽黒山→湯田川温泉

2日目:鶴岡→あつみ温泉

3日目:遊佐→吹浦→酒田

4日目:酒田

 

そして、宿泊したのも15年前に泊まって印象に残っていた宿。

 

そんな想い出の宿の宿泊記です。

 

◆つかさや旅館◆

 

創業300年、現在の若旦那で9代目。

 

庄内の食と家庭的なおもてなしが魅力の宿で、15年前の漫遊を始めたばかりの頃、田舎の温泉宿の居心地の良さを知ったのがここでした。

 

 

コロナ禍でリフォームしたという館内。

 

老舗宿の良い部分を残しつつ、とても綺麗で少しモダンな姿になっていました。

 

 

廊下には、宿オリジナルTシャツや湯田川温泉オリジナル日本酒が陳列されています。

 

若い人たちが温泉街を盛り上げていますね。

 

旅籠 hatago

 

左手に客室を改装した食堂兼ロビー。

 

フロント

 

出迎えてくれた若女将さんは相変わらずの美人。

 

聞けば、15年前は丁度嫁いできた頃だったそうで、15年と言う歳月の中、立派な若女将さんになり、母親になり、コロナやインバウンドなど多くを体験してきた人ならではの、落ち着いた魅力が漂っていました。

 

人の見た目は生き方で磨かれるものですね。

 

 

酒米展示コーナー。

 

酒処山形、日本酒で町興しです。

 

 

フロント前の寛ぎスペース。

 

和風の坪庭が昔の名残りを感じさせますね。

 

 

部屋のある2階へ向かいます。

 

階段には山田洋次監督のサインや、宿の斜向かいにある足湯が描かれたイラストが架けられています。

 

 

2階の角には、旧日本陸軍の上官の軍帽など、宿の歴史を感じる品々が展示されています。

 

 

湯田川温泉の古地図。

 

地図の中央、神社の参道入り口の"ワ"がつかさや旅館で、当時の屋号は"司屋"だったようです。

 

屋号は館主の名前・荘司彦右ヱ門に因むのでしょうね。

 

 

2階の廊下にはお子さん達の絵も飾られていて、ほっこり。

 

将来は若旦那か若女将か、はたまた画家か?

 

 

部屋は2階の奥、一段高くなった所に。

 

 

純和風の広縁付き8畳。

 

 

布団は準備されています。

 

 

歴史の名残を感じる床の間やミニ書院。

 

 

床の間と戸袋は部屋名の由来にもなった槐の木で作られています。

 

 

日本一と謳われた豪商・本間家が代々宿泊した部屋で、床の間と戸袋は当時のままだそうです。

 

記憶を辿ると、15年前と同じ部屋でした。


ただいまという感じ?

 

*2010年宿泊時の写真

 

壺は以前と変わらずですね。

 

まだブラウン管TVがあった時代…家電の進化の著しさたるや。

 

 

明るい内に汗と疲れを流しにお風呂へ。

 

内湯は1F玄関脇にあります。

 

コロナ禍で導入された、スリッパで使用中か否かを判断する貸切方式です。

 

ゆったりの湯

<湯田川温泉>

泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉

泉温:42℃

ph:8.7

*加温無・加水無・塩素有(深夜2時間のみ)・循環無

 

ひたひたと溢れ出る湯。

 

浸かって瞬時に分かる温泉の濃密さ。

 

湯加減も夏にしては少し熱めなのがまた気持ち良く、身も心も癒され浮遊するかの心地です。

 

 

午後の明かりが差し込み、神々しい。

 

傷を負った白鷺が草原に湧いていた湯で傷を癒したという伝説が残る、1300年を超える歴史を持つ東北きっての古湯、湯田川温泉。

 

"古都鶴岡の奥座敷"とも呼ばれるそうです。

 

こじんまりの湯

 

その名の通り、2〜3名用の内湯。

 

湯口からは毎分20Lの源泉が流れ込み、30分に1回の割合でお湯が入れ替わるそうです。

 

振り返れば、温泉旅館に泊まるのは年始の下呂温泉以来。

 

やはり、温泉のある旅は最高ですね。

 

 

獅子の湯口が析出物でまるで白いゴジラ?

 

最高の湯を堪能して、夕飯を待ちます。

 

 

=======宿泊情報=======

ANAじゃらんパック(1泊2食1名):¥67,300(税込)

*個別予約:¥35,000〜

クーポン:¥5,000

計:¥62,300