5/下旬、和歌山県を巡りました。

 

最近、パンダ返還で話題になっていましたが、熊野に高野山といった一大信仰拠点を擁し、白浜のようなリゾート&温泉地も多く、かつては御三家・紀伊徳川家の領地だった紀州、和歌山県。

 

そんな和歌山県を巡る4日間。

 

最大の目的は高野山ですが、初日は7年振り3度目の和歌山市街散策。

 

<旅の行程>

1日目:和歌山

2日目:紀三井寺→湯浅→黒江→和歌山

3日目:かつらぎ町→粉河→高野山

4日目:高野山

 

旅の始まりは一の宮から。

 

和歌山からニ駅の日前宮駅から徒歩すぐ。

 

白亜の通りが見えてきます。

 

◆紀伊国一の宮 日前神宮・國懸神宮◆

*読みは"ヒノクマジングウ・クニカカスジングウ"

 

1つの境内に2つのお宮が鎮座していて、その総称として"日前宮"とも呼ばれます。

*読みは"ニチゼングウ"

 

一の宮が3社ある紀伊国。

 

その中でも伊勢神宮と並び、神階が贈られなかった別格の存在でした。

 

鳥居

 

鳥居をくぐり、白砂の境内へ。

 

 

柵の先に広がる鬱蒼とした社叢。

 

残念ながら、ここ先は撮影禁止でした。

 

以下、まだ撮影可だった前回参拝時(2018.1)の写真で記事を進めます。

 

 

社叢の間を抜けて行くと、T字路となっていて、左に進むと日前神宮、右に進めば国懸神宮。

 

日前神宮からお参り。

 

日前神宮 社殿

<御祭神>

日前大神

 

創建は神武天皇2年(BC659)まで遡ります。

 

日像鏡を御神体として祀り、日前大神は天照大神の別名とされています。

 

伊勢神宮の御神体でもある三種の神器・八咫鏡に先立って2つの神鏡・日像鏡と日矛鏡が造られます。

*読みは"ヒガタノカガミ"・"ヒボコノカガミ"

 

天孫降臨の際、三種の神器と共にニ鏡を授かり、神武天皇東征の後に御神体として奉祀された事が両宮の創建と伝わります。

 

 

"紀州の伊勢"といった感じの雰囲気の境内。

 

厳かな参道を反対側へ進みます。

 

国懸神宮 社殿

<御祭神>

国懸大神

 

日矛鏡を御神体として祀っています。

 

当初は名草の地に祀られていた日前宮ですが、垂仁天皇16年(BC14)に現在地に遷座します。

 

現在地に元々鎮座していたのが、同じく紀伊国一の宮の伊太祁曽神社。

 

この時、紀伊国での国譲りがあったそうです。

 

国津神・素盞嗚尊の御子神である五十猛命を祀る伊太祁曽神社が、天津神・天照大神を祀る日前宮に領土を明け渡すという図式は出雲の国譲りそのままですね。

 

土着の豪族が中央に吸収されていった…

 

天道根神社

(御祭神:天道根命)

*読みは"アメノミチネジンジャ"

 

天道根命実は天孫降臨の際に追従した神で、日像鏡と日矛鏡を授かります。


そして、初代紀伊国造となり、その子孫・紀氏が国造職を継承しました。

 

市戎神社

(御祭神:蛭子神)

 

享保6年(1721)に境外から遷されました。

 

当時、お宮の周辺は市で賑わっていたそうです。

 

 

木漏れ日が織り成す苔の光と影。

 

ここから今回参拝時の写真に戻ります。

 

神楽殿

 

授与所

 

瓦屋根も美しい授与所。

 

社務所

 

その後ろには式台の社務所。

 

御朱印

 

一の宮参りを済ませて、市街巡りに入ります。

 

 

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