秋田漫遊最終日。

 

秋田駅から羽越本線で南下します。

 

向かったのは、本荘藩の拠点だった由利本荘。

 

<旅の行程>

1日目:男鹿

2日目:男鹿→秋田

3日目:由利本荘→象潟

 

秋田から40分程で羽後本荘駅に着きます。

 

 

駅から鳥海山を望めるロケーション。

 

羽後本荘駅

 

"ごてんまり"とは、藩政時代に奥女中が手鞠を元に作ったもので、由利本荘市の伝統工芸品。

 

藩政時代らしい雅さですね。

 

 

駅構内には、"ごてんまり"や名産品がずらりと陳列されています。

 

本荘城(本荘公園)

 

伊達政宗と対峙した慶長出羽合戦で勝利を収めた最上義光が手中にした由利の地。

 

その後、本荘藩の藩庁として、六郷氏11代に渡る居城となります。

 

復元大手門

 

城址は昭和期に公園として整備されて今に至ります。

 

 

元々、天守は無く、土塁で固めた城でした。

 

 

高台へ上がり、本丸跡へ。

 

修身館・本丸の館

 

本荘城の歴史に関する資料館です。

 

由利招魂社

(御祭神:英霊3,676柱)

 

明治40年(1907)に創建された護国神社。

 

戊辰戦争から大東亜戦争までの本地区の英霊が祀られています。

 

城址を後にして、街道をゆきます。

 

鮨駒

 

東北一の譽れ高き鮨屋です。

 

今回、予約を試みたものの、見事に玉砕。

 

毎月、数ヶ月先の予約が開放される日時が告知されるのですが、電話予約のみで、どうやら女将さん一人で電話対応をされているようで、予約成功にはかなりハードルが高い。

 

由利橋

 

町のランドマークでもある橋。

 

橋の主塔は由利タワーとも呼ばれ、ライトアップもされるのだとか。

 

この子吉川は日本海に注いでいて、かつて北前船の交易で栄えました。

 

橋を渡ると、そんな往時の雰囲気が残る風景に出会えます。

 

石脇港の湧水群

 

"穴を掘れば水が出る"とも言われ、今も町の所々に水が湧いています。

 

通りに数箇所ある、コンクリート製の井戸が湧水の豊富さを物語ります。

 

私の旅のバイブルで漫遊のきっかけとなったBSの番組「にっぽん原風景紀行」で観て、いつか自分の目で見たかった風景です。

 

齋彌酒造店

(国登録有形文化財)

 

良い水がある地には醸造業が栄えます。

 

明治35年(1902)創業、秋田を代表する"雪の茅舎"で知られる酒蔵です。

 

擬洋風な出で立ちが栄華の証ですね。

 

 

高低差を利用した醸造蔵は"のぼり蔵"と称され、住宅・店舗・蔵など11棟が文化財指定されています。

 

因みに、屋号は創業者の齋藤彌太郎に由来します。

 

発酵小路 田屋

 

向かいには齋彌酒造店直営のショップ&カフェ。

 

ここで自分用とお土産に数本購入しました。

 

マルイチしょうゆ・みそ醸造元

 

創業明治5年(1872)創業の老舗蔵。

 

それ以前から穀物商だったそうです。

 

 

北前船で栄えた石脇湊には、往時、藩公認の廻船問屋や旅館、花街で賑わったそうです。

 

 

ご当主にご好意で蔵を案内して頂きました。

 

 

奥の蔵には大きな木桶がありました。

 

桶職人枯渇の現代、桶を縛っている縄が緩んだ時は針金を巻いて締めているそうです。

 

 

町の歴史も聞けて、素晴らしいひと時でした。

 

醤油も2本購入してご満悦です。

(旅する度に醤油と酒と塩が増えるw)

 

ヤマキチ味噌醤油醸造元

(国登録有形文化財)

 

お隣りの文化財醤油蔵はお休みでした。

 

 

齋彌酒造店創業家・齋藤家の本家だそうです。

(マルイチ醤油のご当主に教えてもらいました)

 

ここで散策終了、駅に戻ります。

 

永泉寺

(宗派:曹洞宗)

山門

(秋田県指定有形文化財)

*読みは"ヨウセンジ"

 

藩主・六郷家の菩提寺です。

 

山門は慶応元年(1865)の建立で、見事な装飾が彫られています。

 

ご当地マンホール

 

伝統工芸ごてんまりと旧本荘市の花・花菖蒲のデザイン。

 

時刻は13時。

 

この漫遊の最終地、象潟へ向かいます。

 

次回、最終話です。

 

 

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