森長旅館宿泊記後編。
文化財リノベ宿というだけでも魅力は充分なのですが、他には無いウリもあります。
それがサウナ。
後編では、サウナと食事の風景を送ります。
和風旅館の魅力のひとつ、障子のある風景。
雪見障子を閉じれば、また違った風景と趣。
離れ棟から本館を眺める。
本館から離れ棟を眺める。
擬洋風な外観の本館。
1Fがラウンジ、その上に2部屋あります。
前編で書き忘れましたが、ラウンジは宿泊者以外も利用可能です。
リノベ工事中に地元の方の"地元だからこそ中に入ったことがない"という声がしばしばあったそうです。
観光客のみならず、地域にも開かれたリノベ宿。
男鹿を大切に思うからこそですね。
"育つ庭"と称された石の庭園。
手掛けたのは、十和田市現代美術館の館長も務め、秋田公立美術大学教授でもある美術家、藤浩志。
ウリのサウナは本館と蔵の2箇所。
その名も、なまはげの語源を冠したNAMOMI SUNA〜ナモミサウナ。
NAMOMI SUNA 本館サウナ
利用時間は6:00〜9:00と15:00〜22:30で、男女入れ替え制。
立ち寄りサウナも可能で、¥2,500/2h利用。
*利用時間は11:00〜15:00
この日も日帰り客で賑わっていました。
シャワーブースと木桶の水風呂。
大仙市の糀蔵から譲り受けたという木桶。
掛け流しの水には、男鹿の名水"滝の頭"を使っているそうです。
青森ヒバをふんだんに使ったサウナ室に、男鹿の"石焼料理"にも使われる金石を使ったサウナストーブ。
まさに秋田一色のサウナ。
不定期で熱波師資格を持つスタッフによるアウフグース体験もあるそうです。
NAMOMI SUNA KURA 蔵サウナ
文化財の蔵をリノベしてサウナに。
利用条件は本館と同じです。
重厚な蔵の扉の先へ。
2階部分が脱衣所と整い処。
木桶水風呂が2つ、シャワーブースは4つ。
日頃、サウナとは縁の無い私ですが、この日はじっくりと熱に晒されてみました。
"男鹿を温かく楽しんでもらいたい"という発想の下で生まれた一級品のサウナ。
面白く素晴らしい試みだなぁと感動です。
蔵自体もなかなか無いレベルの雄大さ。
当初、素泊まり予定でしたが、宿泊数日前に宿から"GWは周辺飲食店が混むので"という気遣いの連絡を頂き、急遽、夕飯の予約をしました。
近くの人気居酒屋が手掛ける、森町旅館専用の定食を頂きました。
煮魚に唐揚げに巻貝…
刺身に海鮮鍋と、男鹿の幸満載。
秋田が誇る銘酒"山本"の生酒でご満悦。
サウナと夕飯で身も心もほっこり。
部屋に戻れば、夜の帷が訪れる刻。
優しい照明が温かく部屋を照らします。
静けさの中で際立つ、名建築の美。
町が眠りに就き始め…
翌朝、男鹿を散策した後に撮った一枚。
暖簾が下げられ、宿もひと息つく時間。
預けた荷物を取りに戻り、宿の方(秋田"超"美人)と少し歓談。
他にもリノベ計画が進んでいるそうで、地元やIターンの人々が"栄えていた頃の男鹿を取り戻す"という意気込みで取り組んでいるようです。
過去の栄華の誇りに大切に想い、そして、想うだけでなく行動に移す。
活き活きと輝いた笑顔で語るその美しい姿を見て、とても羨ましく、自分には同じ事が出来なくとも、せめて少しでも、その試みに客として加わる人生でありたい…
などと思いながら宿を去りました。
またいつか必ず。
男鹿散策記事、まだ続きます。























