愛知県城漫遊2城目。

 

小牧山城の次は、織田信長の美濃攻略の拠点になり、小牧・長久手の戦いでは小牧山城の徳川軍に対峙して羽柴軍が陣を取った犬山城。

 

国宝5城、現存12天守の名城です。

(国宝5城:姫路・松本・彦根・松江)

 

別名、白帝城。

 

城下町の大通りを抜けた先の丘陵へ。

 

◆犬山城◆

(国宝・国指定史跡・日本100名城)

 

迫力の石垣を眺めつつ、坂を上がります。

 

 

石垣に兵の世に想い馳せて。

 

 

物を言わぬ石垣にその無骨な歴史を感じて。

 

城門から先が有料エリア。

 

*入場料¥550

 

門をくぐれば、桜の囲まれた天守が見えてきます。

 

 

いつか桜の季節に訪れてみたいものです。

 

 

名古屋からも近い観光地ゆえ、外国人観光客も大勢で、天守は行列&混雑が常。

 

天守

 

天文6年(1537)、織田信康(信長の叔父)により築城されました。

 

 

覆屋には樹齢650年、犬山城築城時からある大杉の枯れてしまった幹が保存されています。

 

天守内は展示物も少なく、純粋に木造の現存天守を味わいます。

 

上段の間

 

天文16年(1547)、織田信長による美濃侵攻の拠点となり、その後、池田恒興が入城。

 

天正10年(1582)の本能寺の変の後、織田信雄の所領となったのも束の間、大垣城主となっていた池田恒興が織田家に反旗をひるがえして侵攻し、羽柴秀吉の支配下となります。

 

 

天正12年(1584)、小牧・長久手の戦いにおいては、羽柴軍が陣を取り、小牧山城の徳川軍と対峙。

 

天正15年(1587)、羽柴秀吉・徳川家康の間で和睦が結ばれ、織田信雄に返還されます。

 

 

小振りながらも美しい犬山城。

 

模型でその美しさを再認識。

 

 

慶長5年(1600)の関ヶ原の戦いでは西軍の拠点となるも、敗北して開城。

 

その後は度々、城主が変わりますが、元和3年(1617)に稲葉氏が入城し、以降は稲葉家9代の居城となり、明治時代を迎えます。

 

 

尾張と美濃の境に位置する犬山城。

 

その地勢ゆえ、度々、戦の舞台となりました。

 

 

川に並んでいるのは鵜飼の観光舟。

 

犬山辺りの文化圏はもう岐阜?

 

 

前日の雨の影響で、川は濁っていました。

 

日本で最後まで個人(稲葉家)所有だった城としても知られますが、平成16年(2004)以降は稲葉家が設立した財団法人の所有管理となっています。

 

 

織田信長亡き後、その後継者争いの如く、秀吉と家康の間で翻弄された名城。

 

その歴史そのものが国宝。

 

城郭の下には城の守護が鎮座しています。

 

針綱神社

(主祭神:尾治針名根連命)

*読みは"オワリハリナネムラジノミコト"

 

御祭神は尾張氏の祖神。

 

 

4月の犬山祭りはユネスコ無形文化遺産です。

 

犬山城を築いた織田信康が安産祈願に木彫りの犬を奉納した事から、安産・子授けにご利益がある神社としても崇敬を集めています。

 

 

社殿へと続く急勾配な石段。

 

拝殿

 

尾張国の北端で城と共にあり続けたお社。

 

泰平の世、城下の繁栄を祈念。

 

三光稲荷神社

(主祭神:宇迦御魂大神・猿田彦大神)

 

一方、こちらは最後の城主・成瀬氏の守護神。

 

今では、ハートの絵馬で恋愛成就のご利益推し。

 

結局、今回も国宝の茶室や庭園拝見は出来ず仕舞いでした…次回は茶室は勿論、岐阜側から天守を眺めてみたい。

 

犬山を後にして、3城目へ向かいます。

 

 

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