桑名駅からJRで30分、加佐登駅へ。
駅からバスで30分、山の麓へ。
<旅の行程>
1日目:桑名→鈴鹿→亀山
2日目:関宿→伊賀→赤目
3日目:赤目→伊賀上野
そこには、豊かな自然の中に鎮座する、清浄なる神の社があります。
◆伊勢国一の宮 椿大神社◆
*読みは"ツバキオオカミヤシロ"
晴れ渡った青空の下、清らかな神々の息吹を感じる社頭。
庚龍神社
(御祭神:神龍龍神・白龍龍神・黒龍龍神)
樹齢400年の樅の木に宿ると伝わる龍神が祀られています。
獅子堂
聖武天皇の勅命で奉納された獅子頭が名の由来。
獅子舞発祥の地とも伝わり、3年毎に獅子神御祈祷神事が行われます。
白い参道に吸い込まれていきます。
古木に囲まれた参道。
見上げて、振り返って、その空気を体全体で味わう。
歩みを進め、徐々に御神前へ。
訪れたのは6月中旬、夏越の大祓えの茅の輪が設けられていました。
この目で直に見たかったこの石段。
まるで川の流れの様な緩やかな傾斜。
拝殿
<主祭神>
猿田彦大神
主祭神は導きの神として知られる猿田彦大神。
相殿に瓊瓊杵尊とその母神・栲幡千千姫命を祀っています。
*読みは"タクハタチジヒメノミコト"
垂仁天皇の御代27年(紀元前3年)、倭姫命に下った神託により猿田彦大神の墳墓の近くに社殿が建立された事が創祀と伝わります。
伊勢国の一の宮であり、全国二千余社ある猿田彦系神社の総本社とされています。
また、この地には古代、鈴鹿関が置かれ、交通の要でした。
(そこに現在はサーキットがあるのも面白い)
社務所
社殿の横手を抜けて行きます。
別宮椿岸神社
(主祭神:天之鈿女命)
猿田彦大神の妻神、天鈿女命を祀ります。
芸道や縁結びの神として崇敬を集めています。
かなえ滝
その裏手には小さな滝。
鈴鹿山系から湧く御神水が滝になり、境内を流れています。
龍蛇神両地神社
(御祭神:龍蛇神)
龍蛇神は大国主命の遣いで、出雲稲佐の浜に神々を先導する存在として知られます。
お参りを済ませ、参道を戻ります。
高山土公神陵
(御祭神:猿田彦大神・瓊瓊杵尊・栲幡千千姫命)
参道途中にある前方後円墳。
猿田彦大神の御陵と伝わり、その末裔とされる神主家が代々、御陵を守っています。
御船磐座
(御祭神:猿田彦大神・瓊瓊杵尊・栲幡千千姫命)
瓊瓊杵尊一行が降臨した地と伝わります。
そして、猿田彦大神が一行を九州へ先導しました。
神代の世から続く自然崇拝の磐座。
深いけれど、清らかな渦の様な雰囲気。
続いて、
鎮守の杜を巡ります。
茶室・鈴松庵
椿大神社の崇敬者だった、パナソニック創業者、松下幸之助が寄進した茶室です。
行満堂神霊殿
猿田彦大神の子孫である行満大明神や七福神の寿老神、そして、崇敬者の御霊が祀られています。
行満大明神は修験道の開祖でもあり、この地もかつては修験道の中心となりました。
松下幸之助社
(御祭神:松下幸之助命)
社殿造営資金や茶室を寄進した崇敬者だった、パナソニック創業者、松下幸之助を讃えて建てられました。
御朱印
御朱印(別宮)
伊勢国の美しき一の宮。
悠久の歴史を感じる空間。
心洗われるお参りでした。
続く。
伊勢の猿田彦神社
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