旅の舞台は渥美半島から豊川へ。

 

西の尾張と東の三河に分かれていた愛知。

 

三河国の中心、豊川には国分寺と一の宮が置かれていました。

 

<旅の行程>

1日目:蒲郡

2日目:蒲郡→田原→豊川→豊橋

3日目:豊川→豊橋→二川宿

 

6年振りの一の宮参りです。

 

最寄駅の三河一宮駅から徒歩5分、街道沿いに広がる社叢と石鳥居が見えてきます。

 

◆三河国一の宮 砥鹿神社◆

大鳥居

(豊川市指定有形文化財)

*読みは"トガジンジャ"

 

天保13年(1842)建立の石鳥居です。

 

空襲の傷跡が残る鳥居として知られています。

 

西鳥居

 

豊かな社叢に包まれた参道。

 

西神門

 

その先の神門へ。

 

 

変わった形の神紋は、焼いた亀の甲羅や鹿の骨のひび割れの形で吉凶を占う"亀卜"を表しているそうです。

*読みは"キボク"

 

亀卜に加え、その社家も草鹿砥氏と、社名の"鹿"の由来が見え隠れします。

 

 

富士と朝陽を象る石灯籠の台座の石積み。

 

日の出石と呼ばれています。

 

三河えびす社

(御祭神:事代主命・建御名方命)

 

砥鹿神社の御祭神、大己貴命(大国主命)の御子神を祀ります。

 

出雲の親子神ですね。

 

本宮山遥拝所

 

古代より霊峰として崇められてきた本宮山。

 

標高789mの山頂に奥宮が鎮座しています。

 

 

美しき一直線の参道。

 

拝殿

<御祭神>

大己貴命(大国主命)

 

大宝年間(701〜704)、草鹿砥氏が本宮山に鎮まる神を現地に勧請をしたのが里宮の創祀。

 

1300年以上前から御神体として崇められていた本宮山の山頂には、奥宮や磐座、麓には古墳群が残り、山岳信仰の中心であった事が窺えます。

 

 

拝殿の傍らには親子鹿の像。

 

御本殿

 

右手に御本殿、正面の瑞垣奥に八幡宮。

 

手水舎

 

社務所

 

昭和34年(1959)の築造です。

 

 

神門から望む表参道。

 

表神門

 

境内を囲む石垣。

 

 

その並びに末社が鎮座しています。

 

八束穂神社

(御祭神:天穂日命)

 

天穂日命は、出雲に国譲りをさせる為に天下るも、大国主命に懐柔されて出雲にそのまま住み着みつき、後にその子孫が出雲国造や土師氏の始祖となったと伝わる神様。

 

今もひっそりと大国主命の側に祀られています。

 

荒羽々気神社

(御祭神:大己貴命荒魂)

 

神様の穏やかな和魂と荒ぶる荒魂。

 

和と荒、陰と陽、光と影…

 

神様の持つ二面性という捉え方が日本らしい。

 

 

鳥居から街道の先にそびえる本宮山を望む。

 

いつの日か奥宮もお参り出来ますように。

 

御朱印

 

御朱印(本宮山奥宮)

 

古代より三河国を見守ってきた本宮山。

 

その霊峰を神と崇めてきた文化。

 

清らかな歴史の息吹を感じるお参りでした。

 

豊川から豊橋に戻ります。

 

続く。

 

 

***一の宮まとめ***

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