8世紀初頭の飛鳥時代に定められた律令制。

 

その下で、68の国が定められました。

(現在の愛知県は尾張・三河の2国)

 

そして、その国で最も格式が高い神社、一の宮が選定されるようになります。

 

政治・歴史的背景から、一国に一の宮が複数存在する事もあり、尾張国にも、一般的に一の宮として知られる真清田神社の他に、もうひとつ一の宮が鎮座しています。

 

名古屋から10分程の尾張一宮駅下車。

 

北側の真清田神社と逆の南側へ徒歩20分程、住宅街の中に鳥居が現れます。

 

◆尾張国一の宮 大神神社◆

 

閑静な住宅街の中の社叢。

 

地域の神社風情ですが、1000年もの歴史と信仰がこの地に伝わってきたのかと思うと、何かに包まれるかの様な不思議な感覚に襲われます。

 

手水舎

 

さほど広くない境内には御神木を始め、緑萌える木々が生い茂っています。

 

 

漫遊初日の暮れ、緑の力を感じるひと時。

 

 

祓戸社

(主祭神:瀬頼津姫神)

 

直角に折れた参道。


その先に社殿が見えてきます。

 

 

拝殿

<御祭神>

大物主神

 

創建年代は不詳。

 

大和国から移住してきた三輪系の豪族が祖神である大物主神を祀ったと伝わります。

 

かつては蓮沼があり、熱田神宮に素麺と蓮の花を奉納していたのだそうです。

(大神神社と言えばの三輪素麺)

 

 

洋館風のパステル調の拝殿。

 

真清田神社と"相殿・対の宮"とされ、尾張国一の宮を称するようになりました。

 

 

拝殿から望む参道。

 

 

巨大な石灯籠に感じる由緒。

 

社殿の裏手へ。

 

招魂社

 

御本殿

 

反対側の駐車場からの御本殿。

 

 

基本的に無人の神社で、御朱印は郵送対応の模様。

(運良く社務所が開いていれば、書き置き対応)

 

尾張氏の国に鎮座する三輪氏の氏神。

 

天津神を祀る尾張氏の真清田神社、国津神を祀る三輪氏の大神神社。

 

古代、どのような光景がそこには広がっていたのだろう…もしかしたら、権力者の神、市民の神という図式だったかも?

 

妄想は尽きず。

 

一泊二日愛知県漫遊、初日の終了。

 

名古屋から豊田に移動します。

 

続く。

 

 

***一の宮まとめ***

①北海道・東北編→Click

②関東編→Click

③北陸道編→Click

④東海道編→Click

⑤近畿編(1)→Click

⑥近畿編(2)→Click

⑦中国・四国編→Click

⑧九州・沖縄編→Click