重要伝統的建造物群保存地区。

(通称:重伝建)

 

現時点で全国43道府県104市区町村の126地区が国により選定・指定されています。

 

商家町や武家町、在郷町が殆どですが、中には農村集落もあります。

 

漫遊3日目。

 

まず向かったのが農村集落の重伝建。

 

<旅の行程>

1日目:福岡→太宰府→二日市温泉

2日目:久留米→筑後吉井

3日目:筑後吉井→うきは→八女→柳川

4日目:柳川→八女→久留米

 

筑後吉井駅からすぐのうきは駅へ。

 

そこからバスで30分程。

 

川沿いの集落に着きます。

 

◆新川田篭◆

(国選定重要伝統的建造物群保存地区)

*読みは"ニイカワタゴモリ"

 

福岡県南東部、うきは市の農村集落。

 

茅葺屋根の農家や棚田といった日本の原風景が広がっています。

 

元和6年(1620)から久留米藩が治めた地域で、棚田や水田による稲作が行われてきました。

 

 

元は商店?

 

ポツンと立つバス停が侘しい。

 

街道から橋を渡り反対側の集落へ。

 

 

その先にひと際目立つ茅葺屋根建築。

 

平川家住宅

(国指定重要文化財)

 

棟が3つ連なっているように見えますが、中央と右の棟がひとつで、それに左の棟が連結した造り。

 

この地方特有の"クド造りの建築で、江戸後期築造。

 

"クド"とは竈の事で、上から見ると竈の様な形に見えるのがその由来です。

 

 

殆どの茅葺屋根がトタンで覆われています。

 

 

石垣が美しい。

 

街道に戻り、平川家住宅を裏から眺める。

 

 

中央と右が1棟なのが良く分かります。

 

街道を下っていきます。

 

すると突然、擬洋風建築現る。

 

旧平川病院

 

大正11年(1922)築造の旧医院建築。

 

後方には和館が連結しています。

 

 

集落を流れるのは、大分県日田を水源とする隈大川。

 

 

"ヤマメの里"とある小屋が気になる。

 

 

大胆な松竹梅の鏝絵。

 

 

ここも旧商店?

 

赤ポストとバス停が絵になります。

 

かつては、ショーウィンドーに何が飾られていたのでしょうね。

 

 

雨に濡れて美しい棚田の石垣。

 

農家民宿 馬場

 

農家に泊まる。

 

ここの星空はどんなだろう?

 

 

菜の花が咲き誇る牧歌的な風景。

 

 

街道を下って20分程。

 

集落の鎮守様に着きます。

 

田篭諏訪神社

(主祭神:建御名方命)

 

承元元年(1207)、源頼朝の家臣、長谷部信連による創建。

 

長野の諏訪大社から分霊を請けたものです。

 

御本堂の土台の石垣が美しい。

 

日本の原風景が残る集落。

 

更に山間に行けば、美しい棚田があるそうです。

 

時代の流れと共に失われてしまった風景に出会える新川田篭。

 

いつまでもここが誰かの故郷でありますように。

 

ご当地マンホール

 

市の鳥カワセミと市の花ヒガンバナの柄。

 

バスで駅に戻り、次の重伝建へ。

 

続く。

 

 

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