日出の暘谷駅前からバスで城下町杵築へ。

 

杵築駅前まで30分、駅前からバスを乗り継ぎ10分程で城下町に着きます。

 

<旅の工程>

1日目:日出→杵築→中津

2日目:宇佐→大分→別府

3日目:別府→臼杵

 

杵築は平成29年(2017)に重伝建に選定された町で、南北の高台の武家町が谷間の商人町を挟む、他に類を見ない"サンドウィッチ型"の城下町。

 

3年半振り2度目、重伝建選定後初の訪問です。

 

重要伝統的建造物群保存地区(通称:重伝建)

文化財保護法に基づき、市町村が指定した伝統的建造物保存地区の内、特に価値が高いものとして、国が選定したもので、令和2年12月時点で全国43都道府県101市町村123地区が選定されています。

 

南北の高台(北台南台)が重伝建地区です。

 

そして、杵築は高台から続く坂の風景が美しい城下町でもあります。

 

酢屋の坂

 

北台から商人町へ続く坂。

 

そして、南台へ塩屋の坂が続いています。

 

杵築ならではの美しい風景。

 

坂の名は酢屋があった事に由来します。

 

北台武家屋敷

 

通りには、公開中の武家屋敷が3軒。

 

いい具合に鄙びた門と土塀。

 

 

能見邸

*無料公開

 

能見家は杵築藩主・松平家の系譜。

 

中には、喫茶「台の茶屋」も設けられています。

 

藩校の門

(杵築市指定有形文化財)

 

天明8年(1788)建立の藩校の門で、現在は杵築小学校の校門。

 

通りの先にも坂。

 

勘定場の坂

 

雨に濡れる坂の風情…

 

富士山と逆さ富士を象った石畳。

 

 

坂を振り返る。

 

 

どうして坂はこうも郷愁感を呼び起こすのか…

 

再び酢屋の坂の上に戻ります。

 

 

反対の北側へ。

 

番所の坂

 

当時6つあった番所のひとつで、門や番所小屋が復元されています。

 

それでは、

 

酢屋の坂を下り、向かいの南台へ。

 

 

下に行くにつれ、道幅が狭まります。

 

 

坂の下には、老舗の味噌蔵があります。

 

綾部みそ屋

(杵築市指定有形文化財)

 

明治33年(1900)創業の味噌屋。

 

その前身は豪商・志保屋が営む酢屋で、建物は江戸時代後期のもの。

 

南北の坂の名の由来にもなっています。

 

塩屋(志保屋)の坂

 

塩屋の坂から酢屋の坂を望む。

 

 

南台武家屋敷

 

南台は武家屋敷跡といった風情で、一般公開されているものはありません。

 

飴屋(雨夜)の坂

 

その名の由来は雨の夜に石畳が白く浮かび上がるからという、風情あるもの。

 

また、下に飴屋があったからという説も。

 

雨で艶やかな風景が見られて幸運でした。

 

ご当地マンホール

 

杵築の干潟に生息するカブトガニの柄。

 

包み込む人の手が守っています。

 

マンホールは全て干潟の方向に上を向けて設置されているそうです。

 

さり気ない優しさ。

 

その坂の風景に魅了された4年前。

 

坂の魅力が伝わったならば幸いです。

 

次回、武家屋敷の記事を送ります。

 

続く。

 

 

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