氷見の次に向かったのは能登半島の西側、羽咋。
*読みは"ハクイ"
この少し変わった地名ですが…
かつて、この地域に疫病が流行り、大毒鳥という怪鳥が村人を苦しめていた時、磐衛別命が怪鳥を退治し、お供の犬が羽根をくわえてきた…という伝承に由来するとか。
*読みは"イワツキワケノミコト"
江戸時代までは羽食と書いていたみたいです。
ちなみに、羽咋市は白鳥の飛来地として有名です。
まさか、怪鳥が白鳥を指すとは思えませんが…暴君の比喩でしょうか?
氷見からは途中、乗り換えをしながら2時間半程で到着です。
着いてビックリ、氷見とはうって変わって晴天で暖かい。
雪も富山湾側ほどは降らないみたいです、タクシーの運転手さん曰く。
で、タクシー運転手さんの陽気なこと!
前日の鰤のコリコリ食感の話をしたところ、"そうなんだよ!"とテンションUP!
そんな羽咋、駅前も結構おかしな事になってます。
"ジャン!"とか"ゴゴゴゴ"とか、擬音語の石像が並んでいるんです。
写真は無いのですが、ネット上ではジョジョ立ちに絡めて盛り上がってるみたいです。
テレビの珍百景にも出たらしい。
更に、何故か、UFOのオブジェみたいなものも。
これも写真無し…
近くに「コスモアイル羽咋」というNASAも協力している宇宙科学博物館もあるのですが、どうやら、この地に伝わる昔話やお寺の巻物に空飛ぶ円盤の伝承が残っているらしく、UFO神話の町になったそうです。
さて、肝心な目的地。
能登国一の宮、氣多大社、創建は紀元前という古社です。
駅前からタクシーで5分程。
雲ひとつ無い青空の下、白木の鳥居がまた清々しい。

参道を進むと、歴史の重みを感じる檜皮葺きの屋根の神門。

門をくぐると、これまた神さびた社殿が鎮座しています。


神門、拝殿、本殿いずれも国の重要文化財。
御祭神は大国主神、またの呼び名を大己貴神。
出雲大社にお祀りされている神様です。
更には、神仏習合により、大国主神=大黒様とされています。
出雲大社にお祀りされている神様です。
更には、神仏習合により、大国主神=大黒様とされています。

なので、境内には大黒様のお堂も。
また、境内には「入らずの森」という禁足地があります。
古代の祭祀場があったのでしょうか。
古代の祭祀場があったのでしょうか。
今も一般参拝禁止の奥宮があるそうです。
森の入口は何とも神秘的で、何だか少し不気味ですらある。

近年、パワースポット・ブームに乗る神社も多い訳ですが、この気多大社はその先駆者と言えるでしょう。
御祭神が縁結びの神とも言われる大国主神という事もあってか、いち早く"気"、"キレイ"、"縁結び"をアピールして人気の様ですし、HPも上手く使ってるなぁと思います。
年末年始のお巫女さんを一般公募したり、巫女体験を実施したり。
そう言えば、帰りのタクシーで。
なかなかタクシーが動かず、ん?と思っていたのですが、運転手さんが「お連れさんは?」と言うので、外を見ると、女の人が一人境内から出てくるところでした。
「いえいえ、連れじゃないですよ」と、車を出してもらいましたが、「声を掛けて乗せてあげなさい」という神様のお導きだったとか??
縁結びのお社らしい?
社務所で御朱印帳を買い、初御朱印を頂きました。
これが一の宮御朱印巡りの始まりです。
これが一の宮御朱印巡りの始まりです。

こんなものも授与して頂きました。

時刻はまだ12時過ぎ。
澄み切った青空に眩しい太陽。
素晴らしいひと時でした。
磐衛別命をお祀りした羽咋神社やコスモアイルとか、この時に行けなかった所も多々あるので、それはまた次回の宿題です。
ちなみに、砂浜を走れる「千里浜なぎさドライブウェイ」は以前行きましたので、記事もいずれ。
最後に。
旅のささやか過ぎる楽しみ、ご当地マンホール。
何の柄なんだろうか?

旅は次の目的地、鶴来へ。
続く
