私自身、自閉症スペクトラムとADHDの診断済みで、小5自閉症+ADHD+学習障害(LD ディスグラフィア)の息子と、
小3の息子を育てるワーママです![]()
学習支援業の事業主をやっています
先日、高校時代の友人から突然連絡が来ました。
「今度そっちに行くんだけど、食事できない?」
仮に、さきちゃんとします。
さきちゃんは、
クラスは違ったけれど、同じ高校だった子。
もう10何年もちゃんと会っていなかったし、
私なんかに久しぶりに誰かから連絡くるのは
マルチか補正下着、
宗教の勧誘くらいだったから…
え、なんだろう? 何かあるのかな?
と、ちょっと警戒しつつ(笑)
せっかくなので、
私のおすすめのお店を予約して、
久しぶりに会ってきたんです。
高校時代の私は、
正直あまりいい思い出がない。
今振り返ってもトラウマが多く、
自分の中ではかなりの黒歴史。
思い出したくない。
だから今回も、
「高校時代、懐かしいねー!」
みたいな気持ちで会いに行ったわけ
ではありませんでした。
むしろ、
“何話されるんだろう”って
少し憂鬱だったぐらい。
ところが、
お酒を飲みながら昔の話をしていたら…
さきちゃんが突然、
「高校時代、親友って呼べるのはkoutonだけだった」
と言うんですよ
え???
私???
親友????
さらに、
「koutonがいたから、高校に行ってみようと思えた」
「koutonがいなかったら、 高校やめてたと思う」
「卒業できたのはkoutonのおかげだと思ってる」
と、泣きながら話してくれて…
もう、びっくり!
だって私、
そんなふうに思われていたなんて、
本当に全然知らなかったんですよ!
だから私、黙ってさきちゃんの話を
聞いてました。
すると…
さきちゃんが教えてくれました。
高校時代、
一人でご飯を食べていたさきちゃんに、
「さき、今日も一人で食べてるの? 一緒に食べよう!」
と、私が声をかけていたらしいの笑
…………覚えてない(笑)
全然覚えてない。
そして私は、さきちゃんに
メイクを教えたり、
一緒におしゃれしたり、
出かけたり、
さきちゃんにとって私は、
「自分の世界を広げてくれた人」
だったんだそうです。
へぇー…そうだったんだなぁ…
でも、ここが面白いところで、
私はさきちゃんのことを、
「高校時代のたった一人の親友」
とは認識していなかったんです。
もちろん仲は良かったのかな?
喧嘩とかはしたことなかったはず。
でも私は普通科にいて、
自分の人生を巻き返すために、
高校3年生から死に物狂いで
受験勉強をするようになって、
さきちゃんは職業科だったから…
当然、進路も違って、
卒業後は自然と生活も合わなくなっていきました。
なんとなくの記憶では、
ちょこちょこ連絡を取ることは
あった気がしますが、
多分そのくらい。
同じ二人の関係なのに、
相手から見えていたものと、
私から見えていたものが、
こんなに違ったんですよね
そして、もう一つちょっと思い出した事があって。
そういえば高校時代から、
さきちゃんのお母さんが、
「koutonちゃん、koutonちゃん」
ってね、
やけに私を大事にしてくれていたのは
強烈に覚えているの。
私は当時から、
なんでさきのお母さん、
こんなに私を大事がるんだろう?
とは思っていました。
……今考えたら、
そこ、気づけよ!!って
感じなんですけどね笑
でも本当にわからなかったんですよ…
これ、
私の発達特性も少し関係しているのかな、
と思いました。
私は昔から、
相手が言葉にしていない気持ちを、
人間関係の文脈から察して、
「あ、この人は私のことを大事に思ってくれているんだ」
と受け取ることが、
あまり得意ではなかった気がします。
嫌われた。 怒っている。 避けられた。
みたいなことにはアホほど
敏感なくせにね、
好かれている。 大事にされている。 会えて嬉しいと思われている…
みたいなポジティブなことには、
びっくりするくらい鈍かったりするんです。
だから私は長い間、
「どうせ私は一人だ」
「私のことを本当に理解してくれる人なんていない」
とずっと思っていた。
殻に閉じこもって自分を
守っていたのかもしれない。
でも今回、
それって本当に全部、 事実だったんだろうか?
と考えたんです。
「私は大事にされていない」
と感じていることと、
本当に誰からも 大事に思われていないことって、
同じじゃない。
もしかしたら、
大事に思ってくれている人はいたのに、
私がそれを受け取れていなかったことも
あったのかもしれない。
もちろん、
だから全部ポジティブに考えよう!
なんて話ではなくて。
ただ、
「私は一人だ」
「誰もわかってくれない」
「私は大事にされていない」
みたいなネガティブに思ったとき、
それを100%の事実として
確定させるのは、
ちょっと待ってみてもいいんですよね。
「今の私には、そう見えている」
くらいにしておけばよくて。
だって、
20年近く経ってから、
「あのときkoutonがいてくれたから、 私は高校を卒業できた」
って、
泣きながら教えてくれる人が
本当に現れたから。
その日はお酒を飲みながら、
空白だった20年を埋めるみたいに、
いろんな話をしました。
さきちゃんとわたし。
今は仕事も違う。
子どもの年齢も違う。
住んでいる場所も離れているし、
それぞれ全然違う人生を歩いています。
でも、
私が黒歴史だと思っていた高校時代の中に、
「koutonがいてくれてよかった」
と思ってくれていた人がいた。
しかも私は、 20年間それを知らなかった。
自分の人生って、
自分から見えているものだけで 決めつけちゃいけないんだな…
もうじゅうぶん
大人になった年齢になった私が、
そんなことを教えてもらった夜でした。
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