「もしもし、オレだけど・・・。実は、会社のお金に

手をつけちまって、今すぐに50万円振り込まなきゃ

クビになるって言うんだ! だから、母ちゃん、至急、

お金を振り込んでもらえないかな・・・。」


「な~に言ってるの! 年商6000億の会社を

一代で築き上げたアンタが、50万円ごとき手を

つけたところで、ポケットマネーで払えるでしょうが!

くだらない電話をかけるんじゃないよ!(ガチャッ!)」


どうも、こんにちは。母ちゃんにオレオレ詐欺の心配を

させないような男になりたいと思っている、ちだいです。


さあ、大変お待たせいたしました。12日間に及ぶ

ロング・スイーツ(笑)なネタをお届けしておりましたので、

感覚が鈍っているかもしれませんが、今日は久しぶりに

通常営業、しかも、「秋葉原萌えMAP」でございます。


「秋葉原萌えMAP」とは、アキバ系を自負している僕、

ちだいが、秋葉原の萌えな店を片っ端から巡っては、

辛口に評価をしていくという、このブログの名物企画。


最近の秋葉原は、「レキジョ(歴女)」と呼ばれる

歴史好きの女のコが、ちょっとした脚光を浴びている

こともあり、こんな店が登場し、話題になっているのです。


「戦国メイドカフェ&バー・もののぷ」。


チダイズム~毎日誰かを笑わせるブログ~-いけどう90


お店の前には、「風林火山」と書かれた「のぼり」が

あったりなんかして、入る前から戦国の形相です。


チダイズム~毎日誰かを笑わせるブログ~-いけどう91


お店の場所は、「ぴなふぉあ2号店」や、以前にも

ご紹介した「メルティキュア 」などが入っている、

いわゆる萌えビルの5階。


ここからは、例のごとく、写真撮影が禁止なので、

文章のみで説明していこうと思うんですけれども、

やはり、新しくオープンするお店は、こういう傾向に

あるんでしょうか。とても通うテンションにはなれない、

とんでもないお金のかかり方をするお店でした。


まず、初めて行く人には、まさかの「入会金」が

500円かかるシステムになっており、さらに、

1時間あたり500円の「タイムチャージ」が発生!

もちろん、この500円に「お通し」は、ありません!

つまり、初回は何もしなくても1000円かかります。


ちなみに、「べつに会員になりたくないんですけど」と

いう人がいるかもしれませんが、お店に入るためには、

強制的に入会させられるというシステムになっています。

なので、入る以上、何もしてないけど、絶対に1000円は

払わなければならないのです。


まぁ、冷やかし見学料1000円といったところですね。

常連客からボッタクるわけではありませんから、

少しくらいお金を取ってもバチは当たらないでしょうが、

それにしても、この不景気の時代、どこも値下げで

頑張っているというのに、メイドカフェの客単価だけは、

無駄に上がり続けています。


今回だって、注文するメニューも、それなりの値段が

するにもかかわらず、何もしなくても、初回入場料が

1000円もするわけで、普通の価値観で考えたら・・・。


そのお金で水族館の方が楽しくね?


単なるカフェですから、メイドさんとお話ができると

言っても、そんなに長時間しゃべれるわけではないし、

秋葉原にメイド系のお店を出店したいという需要は

多いので、秋葉原の土地代も値上がっているんだと

思うんですけど、サービスが向上するわけでもなく、

値段ばかりが上がっていくのは、もはや、この手の

ビジネスの終息期にさしかかっていると思います。


と言っても、一説には、このお店の経営戦略自体が

間違えているんじゃないかって噂もあるんですけどね。


なにしろ、「戦国メイドカフェ」という、コンセプトは

ユニークだとしても、その1フロア下には、秋葉原で

屈指の人気メイドカフェである「ぴなふぉあ」があり、

こちらは同じビルに入っていながら、チャージ料なし、

もちろん入会金なんていうバカなシステムもなく、

おまけに、メイドさんのレベルも非常に高いのです。


つまり、「戦国」という話題性やテーマ性を抜いたら、

バカみたいな金額を取られる、ややボッタクリ気味の

メイドカフェであり、最初こそ珍しさで人が来るとしても、

継続的に来るお客さんは、かなり少ないと思うんです。

どうせだったら、「ぴなふぉあ」に行っちゃいますもん。

よっぽどの戦国マニアの人が、連日、通うかどうか・・・。


ドリンクメニューに戦国武将の名前がついていたり、

フードメニューが歴史的な出来事のダジャレだったり、

そういうポイントを面白がることもできるんですけど、

ある程度の日本史を知っている僕ですら、「誰?」と

思うような戦国武将の名前もあったりして、ずいぶんと

知識がマニアックな割には、そこに愛情を感じない始末。


例えば、上杉謙信という名前がつけられたカクテルが

あるんですが、もしも歴史に基づいて考えるんだとしたら、

「ソルティドッグ」だと思うんですよ。「敵に塩を送る」という

有名な「ことわざ」がありますが、これの起源となったのは、

他でもない上杉謙信なんですから。ところが、上杉謙信と

名づけられたカクテルは、塩が全然関係ないどころか、

よくわからないカシスナントカみたいなことなんですよ。

(カシスじゃなかったかもしれないけど。)


何も考えてねぇ!


歴史マニアの人が、「だよね~!」って言うところまで

作りこまないと、これでは詰めが甘すぎると思うんです。

これが城だったら、あっという間に落とされていますよ!


で、メニュー以外の面白いポイントとしては、お店から

出る時には、「良いご武運を!」みたいに言われることと、

働いているメイドさんには、それぞれ好きな戦国武将の

苗字がつけられているということ。(※「浅井ねここ」とか、

「上杉みゆん」とか、そんなような名前になっています。)


あとは、チャージ料や入会金(合計1000円)とは別に、

さらに1時間あたり1000円の使用料がかかるという

「黄金の茶室」という部屋があり、こちらは入ったからって

特別にメイドさんとしゃべれるわけではありませんけど、

ちょっとした殿様気分が味わえる雰囲気になっています。


ただ、どこまでセコければ、そんな料金設定になるのか

知りませんが、この「黄金の茶室」、1時間1人あたり

1000円かかるので、4人で入ったら、まさかの4000円!


とにかく金がかかる。


コンセプトがユニークだし、少し話題になっているし、

一見、いいお店かなぁと思うんですが、結局のところ、

何から何まで面白いほどお金がかかるお店であり、

コンセプトの面白さを見せるために、誰かを連れていく

ことはあったとしても、個人的に、一人で行く気には

まったくならないばかりか、まったくオススメできる

お店ではないということ。


そもそも、お通しが出るわけでもないのにチャージが

かかるばかりか、それが「タイムチャージ」というのが、

さらに、おかしなことになっているんだと思うんです。

もっと言えば、エロいマッサージ店じゃあるまいし、

強制的に入会金がかかる喫茶店なんて前代未聞!


余命2年未満!


世の戦国ブームが終わっても残るお店ではなく、

まさに戦国ブームとともに消えるお店になるでしょう。


「無念でござる。」