無意識にも多くの人が陥る「人生のドハマりパターン」というものをお話しておきます。


もしかしたら、あなたもそこにハマっているかもしれない。そして、ハマっていることに気づいていないかもしれません。

 

もし、それに気づいていなければ「人生とはこういうものである」というパターンのまま「あなたはあなたの生きたい人生を一生、生きることができない」かもしれません。


ではお話して行きます。

 

まず初めに、人間の成長のパターンというものをお話しします。
 

あなたは生まれたての赤ちゃんというところから人生がスタートします。

 

赤ちゃんの脳というのは、スポンジのように様々ンなことを吸収して行きます。
 

まず第一に吸収するのは、赤ちゃんの頃、あなたの最も近くにいる人たちの考え方というものです。多くの場合は両親、また一緒に住んでいる祖父母の考え方や性格を吸収して行きます。

 

幼い頃に多くの人が持つトラウマとして、親(または親代わりの存在)が「自分のことを理解してくれない、わかってくれない」というトラウマです。

 

これは非常に多く見られます。当たり前すぎて、これが「本来はあるべきではないトラウマ的経験である」ということに気づいてない人もいるかもしれません。

 

自分のことを理解してもらえないということは、あなたは「親の言うことを一方的に聞き入れなくてはならない」という感覚を抱きながら成長して行きます。自分の本当の気持ちとか本心とかというものを抑え込んだ状態のまま、親の言うことに従わなければならない。


そして親はまたこう言います。社会の常識が大事。学校では先生の言うことを聞かなければならない。よそ様の人の言うことを聞かなければならない。あなたの自己主張よりも、先にこれらが重要である・・・と。これが多くの人のパターンです。

 

するとあなたの中で、あなたという存在がおろそかになります。
 

自分の気持ちというものを吐き出せない状況の中で、自分というものがどんな人間なのかよく分からないまま、周囲の言うことを聞いて生きるようになります。自分の人生にも関わらず、あなたはあなたを生きていけないということが起こります。

 

ある意味、まともな人ほどこの状況には不満を抱くものです。「自分の人生なのに、自分を生きることができないなんておかしいのではないか?」というふうに思えて当然です。


しかしそれでも周囲の人が分かってくれません。あなたが自己主張すると「反抗的である、反発している、輪を乱している」といわれます。社会では、時にそのような子どもを反抗的であると烙印を押すこともあるでしょう。

 

逆に、自分の主張を押し殺し、周囲の人の言うことをよく聞き、社会に順応している子たちもたくさんいます。自分のことをよく自制できている人たちと言えますが、それでも「自分の本心を抑え込んでいる」という点は解消されません。
 

社会が準備した成長プロセスに、うまく乗っかれているとも思えますが、そのまま社会に出たときに「本当に自分の生きたい方向に人生の舵を取れるか?」というと、社会の中に自分の個というものを埋没させたまま、何かに我慢して生き続けるパターンにもなりえます。

 

さて、これらも一つのパターンですが、今日するのはもっと大枠の話です。

 

先ほどのように「自分の個性を大事にしたいと思え、周囲の常識に反発的に生きている人」にしても「自分というものを、うまく自制しながら社会に順応している人」でも、共通してはまっている大枠というものがあります。

 

幼少の頃から私たちがはまってしまうそのパターンとは、「小さい頃に影響を与えた親、学校とか社会のいわゆる常識という抑圧された狭い視野でしか、人生のシナリオを描くことができない」というものです。

 

詳しく解説します。

 

人間の脳の仕組みとして、自分が触れてきた情報でしか考えることができないという特徴があります。当然のことです。頭にない情報について、人は考えることができません。

 

幼い頃は自分の行動の範囲というものは狭いものです。そのような環境の中で、ある一定の情報しか自分の脳に入ってきません。ということは、その狭い範囲の考え方でしか自分というものが形成されません。

 

それどころか、幼い頃から聞き入れてもらえなかったあなたの主張というものは、外部からのさまざまな教育の中で、見事に抑圧されて埋もれているかもしれません。

 

あなたの脳の中で、あなたの主張は一体、何割が通っているでしょう。親の言い分、社会の言い分、周囲の人への気遣い。


そのようなものが半分以上もあなたの脳を独占しているかもしれません。すると、あなたは一体どれほど自由に生きることができるでしょう。あなたの人生の中で、あなたの人生と言える部分は何割でしょう。

 

しかし、幼い頃から見事に自制された人というのは、そのようなことを考えることをやめてしまうかもしれません。
 

「自分の生きたい人生を生きるべきだ」という考え方さえ朦朧とし、「自制された人生こそが、自分の人生である」と思い、幼い頃に押さえつけられたままのシナリオを今も「それが自分の人生」と思って無意識のまま生きていることもあり得ます。
 

これが、多くの人がどハマりする人生のパターンというものです。

 

私はそんなことはないと思うかもしれません。後ほど解説しますが、このパターンに最も陥るのは「外部遮断」をする方達です。


「私はそんなことはない」というふうに思い込まされているだけかもしれませんし、あなたの人生の可能性はもっともっと広がっているかもしれない。本当だったらこんな人生ではなかったかもしれない。

 

もちろん、あなたの中にはどれだけ押さえつけられようとしても、あなた自身はちゃんと生きています。あなたの本心、正直な気持ち、本当の自分というものが、あなたの中で息づいていなければ、人は生きて行くことはできません。


その本当の自分というものが、たまにあなたに投げかけてくることがあります。

 

「今の人生でも確かに幸せだ。けれど、果たしてこれが本当に望んだ人生なのだろうか?」


「自分にはもっと他の可能性があったのではないだろうか?」


「私は本当は何がしたいのだろうか?」


「もっと今までとは違うシナリオを生きることはできないのだろうか?」

 

家族もいて、周囲の人もいて、今の人生でも充分に幸せだと思える自分もいる。しかしその中で、ふと何かがざわつく。


そのざわつきは違和感ではなく、本当のあなたの声かもしれない。

 

では、どうしたら、多くの人がハマる人生のパターンというものから脱出できるのか?

 

次回に続きます。
 

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