さまざまなことを学ぶけれども、生かすことができないという相談が、それなりに多いものです。


それらの過去の体験は、何か新しいことを吸収しようと歩みを進めることや、またチャレンジすることに対して「後ろめたさ」という形でブレーキをかけてきます。

 

今まで学んだことが活かせないとなると「自分が今まで学んできたことをすべて無駄にしているのではないか?」という思いも起こります。

 

「また何かに取り組んでも結果を出せないのではないか?」「それによって家族や周囲にも、余計な負担をかけるだけではないのか?」そのような疑念を抱かせ、その場に立ち尽くしてしまうのです。

 

今回このテーマを選んだのには理由があります。
 

何か文章を書くとき、私は私が知らないものを教えることはできません。そのため必然的に、私が知っていることを書いた方が、それを知らない人にとって有用であるという考えが当然あります。

 

今回このテーマを選んだ理由は、自分自身を分析していた時に、「そういえば、今まで学んだことを活かすことができなかったことが不思議なほど無かった」という事実に気づき、なぜそれだったのかという分析を皆さんにシェアできると思いました。

 

実際に過去を振り返ってみますと、例えば、私は整体師になるために大学在学中に整体の資格を取りに行きました。22歳ぐらいの頃です。
 

当時、整体師になるためには何十万という金額が必要でしたが、それでも私が取る資格というのは、お金もない中ですから「一番最低ランク」のものでした。


もっとお金をかければ、さらに上の技術も習得できるというコースでしたが、学生の自分にはそんなお金もなく、それすらも親に頭を下げて払ってもらった状態でした。

 

「ものすごく基本的なことを学び、その腕前だけで生きていかねばならない」というスタートを切りました。


もちろん整体を教える先生方は「それだけの技術で食べていくのは限界があるから、もっと上の技術を身につけるべきだ」というふうにも言われたものです。しかし無いお金は出せません。


そのため僕は、最低ランクの技術習得コースしか受けられなかったのです。

 

その後どうなったかというと、それから六年間、私は、その最低ランクの技術で整体師として食べていました。


毎日、施術をする中で、最低ランクの技術といえども磨きがかかっていくものです。
 

当然、もっとクライアントに提供したいものはありましたが、限られた技の中で磨いた腕前とクライアントへの思いやりによって、私はそれなりに結果も出し、支持を受けていました。

 

それから独立までするのですが、独立した後は、さすがにもっと腕を磨かねばならないと思い、新たな整体の師匠と出会い、その師匠の神業といえるものを学びに行きました。


そして、その師匠の技もどんどん取り入れ、30代半ばには自分独自の整体技術を築き、多くの方に教えるというスクールまでやっていました。

 

また20代の頃、私が勤めていた整体院は全国にフランチャイズ展開をしており、それら各店舗に経営などのレクチャーをしなければなりませんでした。


その時、私はマーケティングというものを学びに行き、その学んだものをもとに全国のフランチャイズ店の広告を書いたり、経営のレクチャーをしてお給料をもらっていました。この時も学んだマーケティングを使っていました。

 

そして、36歳の頃に世界資産家の先生に出会い、トップ社会の方がどのように人生に結果を出しているのか、アイピーエムメソッドを学ぶことになりました。


その結果、その学びを生かして日本で唯一の講師になったり、カウンセリングをやったり、このブログのように皆さんに説明して回ったりしています。

 

そのように考えますと、私はこれまで「学んだことを活かせなかった」ということが驚くほどありません。

 

今回は、その理由を掘り下げ、提供していきたいと思います。

 

まず、「どうしたら学んだことを活かせるのか?」と質問を投げかけられたときに、私の頭に咄嗟に浮かぶのは、「学んだことをすぐに使う場所があった方がいい」ということです。

 

というのも、私は23歳で新卒社会人になった後、一旦サラリーマンとして会社に就職したので、そこから三ヶ月ぐらいは腕がなまるほど整体をする機会がありませんでした。


その時ちょうど、私の先輩の先生が「整体院を開くから」ということで、そこのスタッフに採用していただき、週末は整体をするという流れがたまたま出来たのです。


いま考えてみますと、あの時、そのように整体を定期的にする場所がなければ、つまり学んだものを使う場所がなければ、うやむやになってやらなくなってしまったのではないだろうかと思えます。

 

それ以来、常に習ったことを生かす場所がありました。
 

むしろ「すぐにでも必要だから学びに行く」というのが当然のことでした。
 

マーケティングを学びに行った時も、すぐにでもその知識・情報・ノウハウが現場で必要なので、仕入れたその日に使うという、まるで朝獲れ野菜のように「今日、学んだものを今日使う」というぐらいのスピード感がありました。

 

常に、動き続ける現場の中で生きているという感覚があったので、今やっているものに常に足りないものがあり、その足りないものを補うために学びに行き、学んだその日にそのまま現場で使う、みたいな、そういうサイクルを持っていました。

 

ですので、学んだものを生かせないという人は、学んだものを活かす場所を外に求めるか、もしくは自分自身で作ることが必要だと思います。

 

私はこの社会は常に手が足りないと思っています。「猫の手も借りたい」経営者はたくさんいると思っています。いつだって即戦力は求められているはずです。なので、生かす場所を外に探すのも、そんなに難しいことではないのではないでしょうか。

 

さて、学ぶ時に私自身が最も気を付けていることは何かというと・・・(次回に続きます)

 

 

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