それでは、試しに先ほど(前回)の8つの人間の持つ悩みについて、三つの脳(回路)、すなわち、

 

(1)身体を動かす脳(回路)

(2)感情の脳(回路)

(3)無意識の脳(回路)

を用いて触れていきたいと思います。

 

①   どうして同じ失敗を何度も繰り返すんだろう?

 

これは、身体を動かす回路しか持たないために起こる悩みの典型例です。同じ失敗を繰り返させてるのは、無意識の回路に原因があります。

 

人間は、過去の経験から答えを導き出すように設計されており、過去の経験をわずか10%にも満たない意識に蓄積するのは不可能であるため、過去のデータは、90%の無意識に蓄積されます。


それは学習の成果であると同時に、過去の蓄積データで対応する限界をもたらしもします。

 

脳の中にある「記録装置」は、これまでの体験の中で形成されたパターンを参照して行動を決定します。ですが、そのデータベースの中に“成功の記録”がなければ、脳は過去の失敗を雛形として再生するしかありません。

 

つまり、失敗の繰り返しは個人の過ちではなく、無意識を動かすという回路をもたないOSの自然な出力です。


失敗を回避するモデルケースも新しい設計図もないまま、古いデータをもとに現実をプリントアウトしている、それが「同じ失敗を繰り返す」という現象の正体です。

 

過去の過ちが蓄積された無意識をそのまま動かさずに固定し、設計図を一度も描き直さずに、3Dプリンターで同じ形を何度も出力し続けているようなものです。

 

もしこの構造を理解していれば、「なぜ失敗を繰り返すのか」という問い自体が成立しなくなるでしょう。疑問にもつ以前に、当たり前のことだからです。


それは“繰り返すように“できており、更新がない限り出力結果は同じ仕様に従う。

 

解決の鍵は、無意識の回路にある「失敗の蓄積」をdeleteし、新しいデータを与えることですが、問題は、無意識の回路の扱い方を教わってないため、deleteの仕方も教わらないとわからないということです。

 

(※詳しいやり方は、世界資産家の技術であるアイピーエムで全て教えているが、そのボリュームは圧倒的でここには書き表せないため説明会など利用して頂きたいと思います)

 

一度消したいらない情報が、もう復活しないのは脳でも同じことです。

 

それによって脳の容量が増えれば、新しい視点、別の選択肢、未知の経験が新たに蓄積されます。その結果、生まれる現実は、完全ではなくとも“前回とは違う”ものです。

 

人間の成長とは、繰り返しの中に生まれる小さな差分を積み重ねる営みです。すると、失敗を繰り返すことはなく、手直しが繰り返され、確実に理想の設計図に近づけていくことが可能です。


ここで油断してはならないことは、無意識に蓄積された失敗のデータをdeleteしなければ、無意識にも同じ失敗が繰り返されるということです。
 

 

② 頭ではわかっているのに、体が動かない

 

「勉強しなければならないのに机に向かえない」
「この仕事をやらなきゃと思っているのに、どうしても気が乗らない」
これらは誰にでも覚えのある感覚です。

 

この現象は一見「意志の弱さ」として扱われがちですが、実際には、脳の中で“感情の回路がうまく機能してない”という問題です。


私達は「体を動かすための回路」だけで生きてきたとお話ししました。だからこそ、「動かなければ」ということは分かります。

 

しかし、簡単な話「気分が乗らない」から動けません。その気分の回路を駆動させるための“感情の回路”が動かないと、身体は反応しません。「動けない」のではなく、「動力源は別の回路にある」のです。

 

多くの人は、感情をエネルギーではなく障害として扱っています。教育でも社会でも「感情を抑えよ」と教えられました。泣くな、怒るな、癇癪を起すのは問題であるといった具合です。


その結果、感情の扱い方を教わらないまま、知らないまま大人になり、“感情の免許証”を持たないまま人生という車を運転し、当然、思うようにハンドルは切れません。

 

「気分が乗らないから動けない」と言いましたが、実際には、「気分をどう起動するかを学んでいない」のです。感情という回路を正しく動かす方法を知らなければ、身体は、ギアが入らず空回ります。

 

さらに、どう動かすのか分からない感情には、もう一つ別の問題も起こります。それは、私達の感情は“周囲に流されるしかない”ということです。

 

周囲の空気や、周囲の評価に合わせて、感情は自由を失い、周囲に流されるしかありません。自分の持ちたい感情を、好きにカスタマイズすることもできません。

まず必要なのは、感情の回路というシステムを取り戻すことです。外からの刺激ではなく、自分の内側で感情という動力への再接続することや、感情を自分の敵ではなく、味方として身体と繋ぐこと、これらのことを教わったことがないのです。

 

人間として行動を促される割に、人間の行動原理が教えられてないのはおかしなことです。その回路を欠いたまま努力しても、人は永遠に「わかっているのに動けない」という堂々巡りから抜け出せません。

 

感情の回路を理解し、それを動かす術を知ること、それが、人間が「自ら動ける存在」になるための最初の更新作業です。これらも詳しいやり方は、アイピーエム技術の中で教えています。

 

③ 自分の“本音”がわからない

 

自分の本音がわからない。
これは、ほとんどすべての人に当てはまる普遍的な悩みです。

(次回に続きます)

 


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