愛犬ラブリーちゃんを、すがる思いでブラックジャック先生のところへ
はじめて連れて行った時のこと。
□私のNK細胞をアップさせてくれる人①
病院は家からクルマで40~50分。
ぶっ飛ばして行った先は、あれ???
「すっごく汚くて・・猪口さんは耐えられないかも。」と言うご紹介者の
言葉から想像していたのとは違って、一瞬間違ってないよね?
と疑うくらい、外観は大きくて立派。
恐る恐るドアをあけると、
人気を感じたら鳴りだす音楽が、どうやら受付嬢の代わりらしい。
電池が切れそうなのか、ところどころ音程が外れた音を出す。
中から出てきた、ブラックジャック
60代??無表情でまじめそうで、失礼ながら外見から「だ、だ、大丈夫か?この先生?」
多少よたよたした感じ

獣医さんというより、つぶれかけた昭和のたばこ屋の親父・・(すみません)
看護士さんらしい人も誰もいない。
彼女が言ってたのはこのことか。
診療するところが、めっちゃ汚い。整理整頓してますのん?
「えっと、このノートにお名前、2列目に住所、3列目に携帯の番号なら全部、自宅の電話なら市外局番まではかかなくてもわかります・・
4段目には・・・」
受付台帳はどうやらこのよれよれの大学ノートらしい。
説明はやたら几帳面。診療するところは雑然。
私が抱いていたラブリーちゃんを、彼はちらりと見た後、
体重計で体重を量り、
昔ながらの水銀柱の体温計を大切そうに取り出して、
最近はこういう体温計が少なくなりましたが、これが一番正確なんですよ、
とうれしそうに私に見せて、
ラブリーちゃんのお尻に入れる。
嫌がって動き出すと、
「中でぽきっと折れたら危険です」

その後、お尻から、
のついた体温計を取り出し、私の目の前、数センチのところへ持ってきて、
「体温が何度か見えますか?」とひらひらさせる。


「何度ですか?」と聞くと、
「あれ?眼鏡はどこいった?」「先生、眼鏡はそこです!」と言うと
「大丈夫です。眼鏡をかけなくても大体見えるんですよ」この先生、行動が面白すぎる。私の笑いのツボにドンピシャはまる。
ラブリーちゃんはぐったりしてるのに不謹慎だと思いつつも、
ご紹介者の方の言葉を信用して、この先生に任せてみよう!
・・・と、先生の言葉を一生懸命聞いてるんだけど、笑いが込み上げる。
ひとしきり検査をしたあと(この途中にも、もうだめだと思うくらい
面白いことが山ほどあり)
卵巣囊腫の疑いがありますが、この病気について説明します、
と書棚から本を取り出して、えっと・・・・
卵巣囊腫のページはここでと、パンと勢い良く本を開いたところには、
ぐちゃぐちゃの1万円札が3枚挟んであった。
ブラックジャックと私、2秒くらい固まった。
私はそれを見てもいいのかどうか戸惑った。
その後、ブラックジャックは、
「あ」と小さなリアクションを見せたあと、
勢い良くまたその本をパンと閉じて書棚に戻す。
えっと・・・説明してもらってないんですけど・・・・
面白い、面白い、面白すぎる

このあとも面白いことは山ほど続く>>>>>>>
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□私のNK細胞をアップさせてくれる人⑧
□私のNK細胞をアップさせてくれる人⑨
□私のNK細胞をアップさせてくれる人⑩
□私のNK細胞をアップさせてくれる人⑪



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