こんにちは。
美容鍼灸カウンセラー、岡田 マキコです。
前回、心と身体はつながっている
「肝」について書きました。
今回は「脾(ひ)」、消化器系について。
消化器系って、口から肛門まで
一本でつながっている管のことね。
途中に胃や腸があります。
では、さっそく「脾」が弱った時の
東洋医学的症状を紹介します。
『脾(消化器系)虚
脾が安定している際、感情はとても
穏やかです。しかし、思い悩み、消化器系を
病んでしまうと、ネガティブな感情にかられて
しまいます。身体の症状としては
手足がだるくなる、食欲がなくなり、
行き過ぎると、拒食症になったり
逆に過食症になることもあります。』
脾はなどを引き上げる作用があるので、
美容の面では、消化器系の衰えは
たるみに繋がっています。
生まれた時、両親からの生命エネルギーを
もらって、腎に蓄えて生まれてきました。
東洋医学では、それを先天の精と呼びます。
そして、食べ物から得る栄養を
後天の精と呼び、先天の精を補います。
だから、消化吸収はとっても大切。
胃腸が丈夫かどうかは、育った土地や、
持って生まれた強さ弱さも関係します。
日本人は、脾経が弱い人多いです。
大丈夫だと思っていても、
ストレス食いなど、身体が欲する以上に
食べてしまうことは、脾経には負担かな。
ところで、
お腹って、本能的な感覚や情動と
関係していると思いませんか?
腹の感覚。
英語でも、フランス語でも、ドイツ語でも
本能的に知っている感覚を
文字通り「お腹の感覚」と言うそうです。
英語の「gut feeling」は聞いたことあるかも。
また、悩み過ぎて、胃がキリキリする。
落ち込んで、食欲がない。
ストレスが腸に出やすい人も多いと思います。
それは、身体のセロトニンの95%が
腸にあり、バランスを崩すことで
胃腸障害を起こすから。
そして、腸には自律神経が
張り巡らされているんだけど、
脳から腸へ情報伝達する神経が20%
腸から脳へ情報伝達する神経が80%
気分や私たちが感じている感覚を
腸から絶えず、脳に情報を送っています。
それを「腹の感覚」と呼ぶのかもしれません。
腸は考えるわけではないけれど、
ただ、胃で消化したものを吸収するだけの
器官ではなく、「第2の脳」と呼ばれています。
思い悩むことと「脾」消化器系の関係
少し伝わったでしょうか?
生きていると、悩みはなくならないし、
どうしたらいいんだ??
避け続ける?
時が癒すのを待つ?
(それも必要ですが)
悩んでいる時って、思考に入ってる
ことが多いと思います。
あれこれ考えて、後悔したり。
そういう時、焦点を少しずらして
ガットフィーリング(腹の感覚)に
合わせてみてください。
例えば、
胃が痛い。どんよりした感じ。
そこからさらに、呼吸はどうですか?
筋肉は緊張してないですか?
背中が固まって呼吸が浅い。
肩がガチガチ
悩んでいる時って、過去や未来に
行ってることが多いです。
それを、身体の感覚に焦点を当てることで
今ここに戻してあげることができます。
頭の中で自分を責めたりするよりも、
過去の辛さや、未来の不安よりも
今この瞬間は、安全に感じられませんか?
思考から抜け出して、身体の感覚を
通して、今この瞬間に戻してあげる。
実は、この感覚を無視し続けることが
悩みを拡大させることにもなります。
身体の感覚から気づくこともあるはずです。
こんなに、頑張ってた。
失って悲しい。
自分にとって大切なことだった。
などなど。
逆もありですよ。
あまりにも、身体の痛みなどが辛い時
内側の感覚から、外側の世界に意識を
ずらしてあげる。
悩みから解放されたくて、気分転換に
違うことをしても、OKです。
そうしたら、今ここに戻ってきてください。
問題が解決しなくても、自身の状態が
変われば、見え方や捉え方が
変わることもあります。
違うアイデアが湧くかもしれません。
悩んで、消化器系の症状が出ることが
何度も繰り返されると、身体に負担なので、
対処法を書いてみました。
次回は、肺について書いてみたいと思います。
肺は皮膚と関係していて、
資生堂の研究員の方が皮膚を「第3の脳」と
呼んで、本を書かれています。
皮膚も、ただのバリアではないようです。
ではまた(^^)/
