健康維持管理で言われる事。
バランスの良い食事、適度な運動、良質な睡眠などいろいろ言われますが、食事の内容は意識していないと段々悪くなる傾向があります。
元々お米を食べる日本人でしたが、お米の消費量は減ってきました。
特に昨年の値上がりで更に減少しています。
昔の食事の主食はお米でした。
朝ごはん、昼ご飯、晩ご飯だったのが、いつしか朝食、昼食、夕食に変わりました。
そして食事内容も和食(煮炊き物や発酵食品)が減り、パン、パスタ、ラーメン、炒め物、揚げ物、ウインナーやベーコンなどの加工肉多様のご家庭が多いようです。
食事の内容は子供さんの成長や家族の健康維持にも関係します。
これぐらいなら大丈夫と思っている方、今一度、食い改めましょう。
特に高血圧、糖尿病、高脂血症の方は要注意です。
私の知り合いでも危機感の無かった人は、壊疽で足を切断した人、脳卒中、心筋梗塞、癌、その他の病気で亡くなった方もいます。
健康維持管理は無理せずに出来る事を少しずつ実践する事です。
甘い物、肉食、油物の多い人は徐々に回数を減らす。
甘い物が好きな人はご飯の量を増やすと甘い物が減ります。
パン、麺類、お好み焼きなどの、粉製品は全粒粉に変えれば、食物繊維やビタミン、ミネラル、蛋白質の摂取量が増えます。
ご飯は押し麦などの雑穀を入れて発酵食品も忘れずに食べて下さい。
特に発酵食品の中でも糠漬けは、大腸下部の酪酸菌を補充する事が出来ます。
便秘や大腸の病気が気になる人は、糠漬けや納豆は毎日食べてください。
糠漬けには乳酸菌以外に大腸を守る生きた酪酸菌も含まれています。
酪酸菌は補充しないと減ってしまう事がありますので、糠漬けは毎日食べて下さい。
白米のご家庭が多いですが、たまには胚芽米や玄米ご飯も食べて下さい。
玄米は栄養の宝庫です。
糠は小腸の乳酸菌の餌になるし、食物繊維は酪酸菌の餌になります。
それ以外に糠の油の中にはガンマオリザノールが含まれています。
ガンマオリザノールはポリフェノールの一種で、若返りのビタミンとも言われ、老人性認知症の治療、筋肉疲労防止作用、更年期障害、自律神経失調症、鬱、過敏性腸症候群、善玉コレステロールが少ない人や高脂血症、糖尿病や肥満、アレルギーの改善など様々な効果があります。
以前、水素ガスのお話をしましたが、玄米も水素産生菌(水素を造る菌)を増やす事が出来ます。
人の大腸にいる水素産生菌は、フィルミクテスとバクテロイデスが多く、フィルミクテスが51%、バクテロイデスが41%で両者を合計すると92%になります。
フィルミクテスは俗にデブ菌と言われ、バクテロイデスはヤセ菌と言われています。
フィルミクテスは、パン、砂糖、油脂の多い肉料理や揚げ物が好きで高糖質、高脂肪、低食物繊維を好みます。
高糖質、高脂肪、高蛋白、低食物繊維は腐敗菌のウエルシュ菌も増やし、腸内毒素=体内毒素も増えて病気の原因になってしまいます。
バクテロイデスは、低糖質、低脂肪、高食物繊維を好み増殖して体内水素ガスを作り、水素ガスが腸壁も守ってくれます。
そして食物繊維は他の酪酸菌も増やして、これらの酪酸菌が腐敗菌や病気から体を守ってくれます。
食物繊維は3種類あります。
1, 不溶性食物繊維・蓮根やゴボウなどの根菜類、きのこ類、豆類、玄米などに豊富に含まれて、便の量を増やし、腸のぜん動運動を刺激して、便通をよくする効果が期待できます。
2, 水溶性食物繊維・海藻類や豆類、大麦などに豊富に含まれ、酪酸菌などのエサになり、腸内をゆっくり移動するので腹もちがよく、食べすぎの予防にもなります。
3, レジスタントスターチ・穀類、豆類、さつまいもなどに豊富に含まれていて、冷ご飯にも含まれています。レジスタントスターチは糖質ですが、加熱調理後に冷ますと増えて、食物繊維と同様の働きをします。大腸まで届いて善玉菌が発酵し、有機酸をつくります。
ご飯を食べると太るという人は、食物繊維不足かもしれません。
根菜類、海藻類、漬物、その他発酵食品を食べて腸内発酵を促進して、体内水素を増やしましょう。
体内水素ガスは活性酸素を除去し、炎症を抑える働きもあります。
花粉症の人は食物繊維不足、水素ガス不足かもしれません。
ラジオ大阪放送音声⇒http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC260204_Dr_K_Egao.mp3
