国際ロマンス詐欺。被害者510人のリアルな声を集めると、盗られていたのは金銭だけではなかった。(Huffpost 2019/2/27 新川てるえさんの記事)より、今度は国際ロマンス詐欺師が自称する職業をトップから順にご紹介します。

 

ダントツ第一は『軍人』

 

 

軍人を名乗り近づいてくる詐欺師は男性狙い・女性狙いともに存在します。なぜ軍人なのか。


1) 世界的には、軍人は規律正しい生活をしているので信頼されやすい。但し、日本において米軍基地の兵士の不祥事(特に性や暴力に関する事件)があるため、軍人というだけで『嫌い』という人もいると思いますが、一方で若いころ観たトップガンなどの影響で、かっこいい軍人に憧れている人もいるのでしょうね。

 

2) 『戦地・紛争地域に特殊部隊として潜入している』『ここは戦地でおれは特殊部隊なんだ』『休暇申請を代わりにしてほしい』などと言われれば、軍に疎い被害者は常識では『普通じゃない』ようなことを要求されても信じてしまうのでしょう。

 

3) 軍人の写真はネットの至る所にあり、詐欺師が成りすます写真を探すのにネタが十分にある。軍の高官であれば、公の新聞記事や軍のサイト、ウィキペディアなどに顔写真が掲載されている。



 

『軍人』を名乗る詐欺師の特徴


■ 男性の場合シングルファーザー。女性の場合、独身の若い美人女性兵士(写真は実在の女性軍人の写真盗用の他、AV女優の軍服姿なども)が定番だったが最近は子供を国に残して戦地に赴く20代から30代のシングルマザーを名乗ったり、中高年の高級将校(必ずしも美女ではない)の写真を使った詐欺も報告されています。いずれにしても写真の本人ではなく盗用です。

 


詐欺の手口

■ 戦地・任地から荷物を送るので受け取ってほしいと言ってくる。(いわゆる箱もの詐欺)

・戦地で何らかの理由で入手した大金や、成功報酬、あるいは第三国の貸金庫にあづけた大金や金塊。

・被害者への贈り物と称する荷物。

 

■ 休暇申請詐欺(休暇、退役、任期短縮などを上官や軍のエージェントなどに申請をしてほしいと依頼されたり、軍人の休暇などによる移動の費用を請求される)

 

■ 国に残した子供のための何らかの費用の送金を要求。

・子供が重病もしくは事故などで重傷。手術台・治療費などを戦地から支払えないので代わりに支払ってほしいと言われる。

・子供の誕生日やクリスマスプレゼントとしてお金やスマホなどを要求される。(子供から直接、もしくは軍人が提案してくる)

・子供の学費や生活費などを代わりに支払ってほしいと言われる。


◼︎その他、基地に食べるものがない、そのため現地で買わなければならないがATMがなくてお金が下ろせないので送金してほしいとか、あなたとプライベートに連絡を取るための通信費用や個人用通信機器を買うお金を送ってほしいなどのおねだり。

 

☆詐欺であると言える理由:リブログした過去記事もご参考に。