御堂筋沿いにある一見、普通のビルですが…
 
 
よく見ると、1階に日本瓦の屋根があり観音さまがいらっしゃいますびっくり
7月に、ルイ・ヴィトンで草間彌生の展覧会を観に行ったときに気づきました。
 

 

山門風の入口には、ホテルの名前とお寺の名前があり、三津寺と書かれていました。
 

 

みってら、みってら筋という言葉で知ってたけれど、ここにあったのか!

大阪ミナミは、この10年くらいで大きく変わり、インバウンド観光客であふれて歩きにくくなりました。特にこの辺りは、近づかないエリアになってたから、全く気がつきませんでした。

 

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 七宝山 大福院 三津寺

開山744年。行基ゆかりの仏教寺院。応神天皇を弔うという聖武天皇の勅命を受けて、十一面観音菩薩を彫り、大福院というお堂に安置したのがはじまりといわれています。-リーフレットより引用-

 

ずっと昔は知っているので、こんなところに古い建物があるなぁ、と思った記憶はあります。でも、みってら筋にあるから「みってら」があるんちゃう? くらいで、お寺の存在を確認したことは、ありませんでした。

 

お寺は、改修工事に必要な資金の工面に苦慮していました。1808年に建立された本堂は、戦災を免れ大きな地震にも耐えてきましたが、老朽化と檀家の減少や美術品の維持費用など、悩みが多かったといいます。

 

また、大阪・関西万博にあわせて御堂筋の歩道拡幅工事が行われることもあり、御堂筋側の庫裏部分を壊し、本堂を西へ移動させ、御堂筋側からお参りできるようにしたいと考えていました。

 

改修工事前の三津寺

 

どうしたらいいの?状態で、建築会社にさまざまな方法を考えてもらったところ、東京建物が提案したプランが唯一、お寺側の要望に叶うものだったそうです。

本堂を基礎から切り離し、曳家の技法で移動させる映像は、地元ニュースで見た覚えがあります。

資金面では、本堂を囲むようにビルを建て、入居するホテルからの賃料をあてる。

なるほど、うまいこと考えましたね。

 

東京建物三津寺ビルディングプロジェクト

 

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本堂

 

元の本堂は唐破風だったようですが、まっすぐに改築されてます。

せっかくなので、本堂にお参りしました。

内陣に祀られている9躯の仏像と、格天井に描かれた花卉図が見どころですが、朝のお勤めや写経に参加しないと中へ入れないので、外から拝みました。

 

 

 

改修工事ででた古材をつかった、繰り念珠。

カチカチと音が鳴って楽しいです。バチ当たりかも…

 

本堂前の愛染明王 

 

唐突に、ガチャ風おみくじがあったので引いてみました。

 

 

愛染さんから、大阪弁でお言葉をいただけます。

 

 

沈 って出ました気づき

 

え?沈んでるのか、わたし?爆  笑

気分がふさぎ込んで、動けなくなってしまわんように!と書かれてましたが、おかげさまで今のところは大丈夫ですお願い

 

 

おみくじは、巻かれていた矢で、めらめら焔の中に刺してきました。

これで愛染明王と縁を結び、願いを応援してもらえるんだとか。

他に、怠 慚(なんと読むの?) など、厳しめな漢字があるなか、沈はまずまずなのかもしれません爆  笑

 

 

 

三津寺では、自分で絵写経(お経を写す+仏像の姿を写す)したものが、御朱印になるそうです。

じっくりと絵写経する「絵写経の会」というのも催されています。

 

ミナミの喧騒の中、心鎮めて絵写経するのもいいかもしれません。

 

 

 

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長くかかっていた御堂筋の工事が終わり、歩道が広くなって歩きやすくなりました。

暑すぎて、影しか歩かないけれど爆  笑

車の通行量が減少しているため、側道2車線がなくなり4車線になりました。

 

 

 

 
大丸心斎橋前には、見慣れないモニュメントがありました。以前からあったのだと思うけれど気づかなかった…
日射しが強すぎてよく見えませんが、MIDOSUJI  BOULEVARD  GUIDEとありました。
英語表記は、Boulevardブールバールっていうの知らんかった!
 

御堂筋100周年を迎える2037年には、完全歩道化をめざす構想があります。

街はどんどん変わっていきますね。