image

 

image

 

エントランスホールの頭上に、色付けされ記号(無意味な記号らしい)が描かれたヴァイオリンがたくさん吊るされていました。

 

これは、向井修二のインスタレーション。

 

 

 

具体(具体美術協会)は、大阪市出身の吉原治良が1954年に創設した前衛的アーティスト集団です。

今年オープンしたギャラリーで取りあげられていたので、行ってみました。

名前は聞いたことあったけれど、よく知らなかった具体ってどんなんでしょう?

 

GUTAIは生きていた *会期終了しています

 

会場は、今年1月にオープンした大阪・扇町にあるICHION CONTEMPORARYというギャラリーです。
 

 

 

 

安藤忠雄の設計で、間口4m、奥行き約15mという狭い土地に建つビルです。

5階から作品を観ながら降りていきました。

 

 

打ちっぱなしコンクリート壁に作品が掛けられていて、間近で観ることができました。部屋というより廊下ですが。

 

 

 

 86D6 田中敦子

 

 

ライオン 山崎つる子  

 

 

image

波動93-5 松谷武判

 
 
 
image
色絵 白髪一雄 
 
 
作品のキャプションはなく、会場にあったQRコードを読み取る方式でした。
URLを保存しなかったので後から見れず、作品名と作者だけ記載しました。
 
《電気服》の田中敦子、「足で描く」白髪一雄くらいしか知りませんでしたが、
 
具体美術は物質を偽らない。具体美術に於ては人間精神と物質とが対立したまま、握手している。-「具体美術宣言」より―
 
の精神のもと、「人のまねをしない。今までにないものをつくる」ことをめざしていました。1972年、牽引してきた吉原治良が死去したことにより解散。
 
関西中心の活動でしたが、フランスの批評家ミシェル・タピエが海外へ紹介したことで、GUTAIとして国内よりも世界で評価を得ることとなった。現在も、吉原が住んだ具体発祥の地である、兵庫・芦屋を中心に展覧会などが行われているそうです。

 

 

参考サイト

 

 

 

中心的人物であった、吉原治良(1905-72)の作品は何点かありました。

 

 

「円」もありますが、小さい額に入った作品でした。

 

 
初期の作品だったと思います。
静物ですが、すこし風変りな印象を受けます。
 
 

青と赤

 

大きな作品でした。潔く青と赤。

照明の関係かもしれないけれど、濃淡もあるように見え、動脈と静脈、土と水、静と動、生と死…いろいろ連想できるかも。

2025年なので、ミャクミャクも思い浮かびました。

 

 

 

1970年の大阪万博で、吉原は美術展示委員だったこともあり、万国博美術展やみどり館で「具体」の作品が展示されていたそうです。
3日間行われた「具体美術まつり」では、太陽の塔をバックに「赤人間」というパフォーマンスなどが披露され、熱狂につつまれたといいます。
 

 

画像お借りしました

 

なになにこれ!赤人間なにしてるんだ?

人間が浮いているの?見たい!

 

太陽の塔もですが、55年前の芸術は攻めてますね。技術的にはシンプルですが、ゾクゾク感とパワーを感じます。

今年の万博で、アート系のイベントはあるのかな?

 

具体を調べていたら、尼崎で「白髪一雄と具体Ⅲ 1970年大阪万博との関り」が開催中でした。

 

 

 

 

2階から見るとこんな光景でした