赤い絨毯が印象的なフェスティバルホールの入口階段です。
今年も9月8日(日)~14日(土)の1週間、大阪クラシックが開催されました。
無料公演と有料公演があり、街中のビルや図書館、百貨店、寺院などさまざまな場所で、生演奏に触れる機会として続けられ、今年で19年目となりました!
↑右側のビル「牧神、音楽を楽しむの図」のレリーフがある部分がフェスティバルホール
65番目となる最終公演は、最も大きな会場のフェスティバルホールで有料で行われました。有料といっても、普段のクラシックコンサートと比べて半額くらい(もっと安いかも)です。
♪プログラム
ストラヴィンスキー バレエ組曲「火の鳥」1919年版
レスピーギ 交響詩「ローマの松」
指揮 大植英次
管弦楽 大阪フィルハーモニー交響楽団
題名はよく聞くけれど、ちゃんと聴いたことがないし、フェスティバルホールで音楽聴くのも久しぶりでした。
真ん中でとってもいい席!
新しくなってからは、一度フィルムコンサートに来たくらいで、こんなに見やすいホールとは知らなかったー
拍手の音もきれいな響き![]()
満席の客席は、開演前から熱気に包まれていました。
指揮者の大植さんは、この大阪クラシックの発案者であり、毎年この時期の1週間はどっぷり大阪で、毎日、毎公演、各会場へ挨拶しに周られます。
ご自身がピアノ演奏する日もあり、多忙な日々の最終公演。
プレトークは、話があふれすぎて開演時間過ぎてるし…![]()
2曲とも20世紀初頭に作られた作品で、聴いたことのある箇所もありました。
使用楽器の種類が多く、打楽器大活躍で音の厚みがすごい!
「ローマの松」に持っていた自分のイメージは完璧に覆され、もう「ローマの大花火大会」みたいな壮大なスケールに驚きました![]()
知ってる人からすると、変な感想でしょうね…お恥ずかしい
「松が見守ってきた、古代ローマからの歴史を幻想的に回想する」というテーマで作曲されたそうです。
普段聴かない音楽も、聴いてみると面白い発見がありました。
毎年恒例という「日本の歌メドレー」や「八木節」⁈ など何曲かのアンコール中に、ホール内を走り回っていた大植さん。
この人がいたから、ここまで続いてきたんだなぁーと感じました。
あふれるバイタリティーと気さくなお人柄だからでしょうか。
以前、ボランティアで参加した時に、向こうから「よろしくね」と握手してくださいました。
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他の公演へは行くのが難しいと思ってましたが、聴きたい曲があり1ヵ所行ってきました!
肥後橋にある大同生命大阪本社ビル
開演前は撮影OKでした
ブラームス
チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op.38
演奏は大阪フィルのチェロ奏者 石田聖子さんと、ピアノは宮本聖子さん。
共にベルリンで学ばれていたご友人ということで(お名前も一緒だなんて!)息のあった演奏でした
ブラームスのこの作品は、先日、ロームのスカラシップコンサートで第1楽章を聴いたんですよね。全楽章聴いてみたいと思ったので、その機会がすぐに訪れてうれしかったです![]()
重々しくはじまりますが、切々と訴えるような2楽章の物憂げな3拍子を経て、ピアノもチェロも激しく緊迫感ある3楽章でフィナーレ![]()
間近で鳴る音、特にチェロの響きが空気を震わせ、直接ずしんと身体に響いてきました。
アンコールとしてトロイメライを演奏されたとき…
チェロの温もりある低音がとても心に沁みました。
150席は満席で、立見の方も大勢いました。2階からも見られるいい会場です。
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大同生命本社がある場所は、朝ドラ『あさが来た』の主人公、今井あさのモデルになった広岡浅子が嫁いだ加島屋があったところです。
終演後も、加島屋と広岡浅子についての資料室が開放されていました。
1925-1990年までの旧ビルは、ヴォーリズ設計でした。
ホール天井のステンドグラスや柱頭部の飾りなどが復元されています。
旧ビルの最上階にあったテラコッタは、隣のビルとの境界として?屋外に残されています。
あれ、話が建築になってきた…
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20周年となる来年は、新たな企画があるといいなぁ…
また、この季節に大阪でクラシックが聴けますように![]()












