前回ブログで次元シフトにより現在の第3密度4次元地球から第4密度5次元地球へ移行する時に、どのようなことが起きるかについての情報をお伝えしました。その中でも指摘されていましたが、この次元シフトは、私たちが肉体の死を迎えて新しい肉体に転生する過程との類似点があります。今回は、産婦人科医が伝える胎内記憶の話です。
私たちは生まれてくる時に自分自身の真実の記憶を消し去られてこの世に誕生しますが、その記憶を覚えている子供たちがいます。驚くべきことは、まだ魂として存在している時の記憶までも覚えていることもあるという事実です。たとえば、田下昌明医学博士(医療法人歓生会豊岡中央病院理事長)は、次のような研究実例を紹介しています。
生まれてきた直後で、お母さんの顔をまだ見ていない赤ちゃんがいます。この赤ちゃんに対して、お母さんの写真とこの赤ちゃんのお母さんではない人の写真の何枚かを見せることにします。赤ちゃんの目の前で、それらの写真を一枚ずつ次々と見せるのですが、本当のお母さんの写真はじっと見つめ、その他の写真には全く興味を示さない、という反応が示されます。さっきまでお母さんのお腹の中にいて、生まれてきてからはまだお母さんの顔を見たことはないのに、すでにお母さんの顔を見分けることができる。つまり、赤ちゃんは、生まれる前から、すなわち胎内に入る前からお母さんの顔を知っていた、ということになります。
また、胎内記憶や胎内以前の記憶について、池上明医学博士(横浜市池川クリニック院長)の体験を映画化した『かみさまとのやくそく』においても描かれています。以下参照。
映画『かみさまとのやくそく』は、胎内記憶を持って生まれてきた子供たちにインタビューしたドキュメンタリーで、映画に登場する幼児や子供たちが語る胎内記憶は、みな同じような内容です。さらに、彼ら彼女たちは、胎内に入る前の記憶をも語ります。胎内に入る前に、「あのお母さんのお腹の中に入りたい」と自分で選択して決断しているということを語る幼児たち。彼ら彼女たちは、みな一様に、「テレビのようなものに映ったお母さんの顔を選んだら、お母さんのお腹の中に入った」と語ります。
また、赤ちゃんが生まれ出てくる時に、自分の意志を示す証拠として、田下昌明医学博士は、次のように述べています。
実は、胎児は母親の免疫システムにとっては「異物」なのです。だから、母体は常に胎児を外へ出してしまうとしています。この拒絶反応に対して、胎児はホルモンを出してそれを抑えています。つまり妊娠の維持継続には胎児も協力しており、それによって胎児は自分自身の生命維持に積極的に参加しているのです。
いつまで妊娠を続けるのか、子宮内ではどちら向きになっているのか、お産の時どちら向きで出て行くのか、こういうことはみんな胎児が自分で決めるのです。自然流産さえ自分で決めます。
40週 ホルモンの信号を出して、母の身体に妊娠を終わりにしようと催促する。
以上のことから、私たちは、まず、魂の状態の時に、自分の意志で母親を選んでそのお腹の中に入ります。そして、40週経過する頃、自分の意志でお腹の外へ出ることを決断して、この世界へで出てきて、母親と「再会」することになります。
実に、驚くべきことですが、実際、このようにして私たちは生まれてきたのでしょう。しかし、私たちは、自分の意志とは関係なくこの世に生まれてくる。誕生させられるというように普通は考えがちです。映画やドラマ等のシーンで、親に向かって「あんたらの勝手でこんな所にいる。頼んで生まれてきたわけじゃない。」などといった台詞はありがちですが、実際に、わが子からそのように言われたらどのように答えたらよいのでしょうか。そのことを考えさせられる詩に、吉野弘の「I was born 」があります。
I was born 吉野弘
確か 英語を習い始めて間もない頃だ。
或る夏の宵。父と一緒に寺の境内を歩いてゆくと青い夕靄の奥から浮き出るように 白い女がこちらへやってくる。物憂げに ゆっくりと。
女は身重らしかった。父に気兼ねをしながらも僕は女の腹から眼を離さなかった。頭を下にした胎児の 柔軟なうごめきを 腹のあたりに連想し それがやがて 世に生まれ出ることの不思議に打たれていた。
女はゆき過ぎた。
少年の思いは飛躍しやすい。 その時 僕は<生まれる>ということが まさしく<受身>である訳を ふと諒解した。僕は興奮して父に話しかけた。
----やっぱり I was born なんだね----父は怪訝そうに僕の顔をのぞきこんだ。僕は繰り返した。
---- I was born さ。受身形だよ。正しく言うと人間は生まれさせられるんだ。自分の意志ではないんだね----
その時 どんな驚きで 父は息子の言葉を聞いたか。僕の表情が単に無邪気として父の顔にうつり得たか。それを察するには 僕はまだ余りに幼なかった。僕にとってこの事は文法上の単純な発見に過ぎなかったのだから。
父は無言で暫く歩いた後 思いがけない話をした。
----蜉蝣という虫はね。生まれてから二、三日で死ぬんだそうだが それなら一体 何の為に世の中へ出てくるのかと そんな事がひどく気になった頃があってね----
僕は父を見た。父は続けた。
----友人にその話をしたら 或日 これが蜉蝣の雌だといって拡大鏡で見せてくれた。説明によると 口は全く退化して食物を摂るに適しない。胃の腑を開いても 入っているのは空気ばかり。見るとその通りなんだ。ところが 卵だけは腹の中にぎっしり充満していて ほっそりした胸の方にまで及んでいる。それはまるで 目まぐるしく繰り返される生き死にの悲しみが 咽喉もとまで こみあげているように見えるのだ。淋しい 光りの粒々だったね。私が友人の方を振り向いて<卵>というと 彼も肯いて答えた。<せつなげだね>。そんなことがあってから間もなくのことだったんだよ。お母さんがお前を生み落としてすぐに死なれたのは----。
父の話のそれからあとは もう覚えていない。ただひとつ痛みのように切なく 僕の脳裏に焼きついたものがあった。
----ほっそりとした母の 胸の方まで 息苦しくふさいでいた白い僕の肉体-----。
「人間は生まれさせられるんだ。自分の意志ではないんだね」と言う息子に父親は困惑して、「思いがけない話」をすることになります。そのように言う息子の言葉に対して、父親は違和感を覚え、人がこの世に生まれてくることの意味について何とかして伝えようとします。
この世に生まれてきたことの意味について考える時、私たちが受け身で生まれてきたとしたら(何者かによって無理やりに生まれさせられたならば)、理屈としては、受け身でこの世界を生きることが当たり前になってしまいます。そうではなくて、自分の親を選択してこの世界を訪れたならば、当然、自分の生きるべき人生をも選択してきたはずであり、それによってもたらせる運命をも決意して引き受けてきたことになります。
私たちは、みな、自分の親となる人を選んで、この世界にやってきたのでしょう。映画『かみさまとのやくそく』や田下昌明医学博士の研究実例は、そのことを証明しています。
あらためて言うまでもないことですが、魂は永久に生き続けます。物質的な高密度低波動から光の低密度高波動、さらに、宇宙の根源「プレローマ」を目指すのだと思います。『ラー文書』には、密度について以下のような説明がされています。
第一密度は、気づきの周期。意識の存在する密度です。そこでは惑星上の鉱物や水の生命体が、火や風から存在することの自覚を学んでいるのです。
第二密度は、生長のサイクル。自己の存在を意識すること、つまり自己認識の密度である第三密度に向かおうと努力します。
第三密度は、自己認識の周期。第三密度には過去、現在、未来があります。
第四密度は、愛あるいは調和の周期
第五密度は、光あるいは叡智の周期
第六密度は、光/愛、愛/光あるいは統合の周期
第七密度は入口(ゲートウェイ)の周期
第八密度は私たちが測り知ることのできない神秘へと移行するオクターブです。
現在、私達は第三密度の「自己認識の周期」にいます。したがって、「自分とは何者か」ということが問われています。この世界に生まれてくる時に、自分の母親(父親)を自分の意志で選択した時点においては自覚していた使命(今は思い出せない使命)を果たす。今のこの時期にここに存在している意味に気づく。そのような大覚醒が、今年の12月21日冬至とその後に続く日々の中で誰にでも訪れることになるのでしょう。そのことについて、『THE TIMELINE(タイムライン)〜トランプ大統領とQによる素晴らしい大覚醒/日本語字幕版-Part3』で、次のように述べられています。
私たちには、ずっと隠されてきた自分自身についての真実を知るための心構えが必要です。それらの真実を知りさえすれば、私たちは本来あるべき人類の姿になることができる。(心は電磁界発生器、カラダは宇宙船、松果体は操縦室、「無償の愛」が高次元への移行を可能にする)
「太陽が一年で最も低い冬至の後に自らの魂を見つめ直す時が訪れるでしょう。(闇が深まるとき敵も没落する)」
以下参照。
前回ブログに於いても、「私たちが肉体の死を迎える時、第3密度から離れた魂が同様の時間旅行をします。そして、魂は次の肉体に転生して、赤ちゃんとして生まれてきます。その時に、アルコンのテクノロジーにより、生まれてくる環境をコントロールされ、また記憶も消されてしまうと言われています。」と書きました。アルコンについては以下参照。
アルコンは、私たちの肉体の死後、アストラル界(霊界)に設置したテクノロジーで、魂が転生する過程をコントロールしてきました。その結果、『かみさまとのやくそく』にあったような転生の選択、その際に自由意志が歪められてしまいます。特に、スターシードは、望ましくない条件の下に生まれさせられたり、出会うべき時に出会えないタイミングにさせられたりします。アルコンはツインソウルの出会いや愛の成就を最も嫌うからです。
しかし、現在、アルコンによって隔離支配されていた地球は、「プレローマ」とのつながりを回復することができたので、今後の魂の転生においてそのようなコントロールはなくなります。
「心は電磁界発生器、カラダは宇宙船、松果体は操縦室、「無償の愛」が高次元への移行を可能にする」とあります。これから起きる第4密度へのシフトは、地球丸ごとNew Earthへの引っ越しです。時間差はあるでしょうが、私たちは、それぞれ、自分の身体を「宇宙船」として、次のステージへ向かいます。
その時、自分がした「かみさまとのやくそく」とはどのようなものだったのだろうか、と思い出そうとするのでしょう。何度も転生するチャンスを与えられて、そして今も様々な存在達に見守られながらここに在る。私達は、まさに「無償の愛」によって今ここにいます。そのことに心から感謝を捧げます。
「かみさまとのやくそく」つまり、生まれ来る時にこの地球を、親を選び生まれ来たことの使命を思い出す日が近づいています。


