今日はもう何十年も前の苦い思い出です。
若い頃、信州に行って食べた味が忘れられなくて
素朴なおばあちゃんの味
「おやき」が大好きになりました。
中身に野沢菜の炒めたのやカボチャの煮たのが入っている
素朴な味のおまんじゅうです。
ちょっと小腹が空いたときなどに
ちょうどよく
たまーにデパ地下で
信州物産展を催しているときなどは
必ずたくさん買って
冷凍庫に保存していました。
ほんとうに大好きで
三食おやきでも飽きなかったくらいです。
それがある日を境に
全く食べられなくなりました
それは
結婚して2年めくらいの秋のことです。
夫の両親、姉夫婦と姪っ子
そして私たち夫婦で箱根に旅行に行きました。
前日にデパ地下でおやきが売っていたので
そうだ!
明日の旅行に持って行こうとたくさん買いました。
ひとしきり観光をして
宿について、ホッとしたとき
お茶のお供にと
前日に買っておいた「おやき」
を机の上に並べました。
私、おやきが大好きなんです!
と
すると
小学5年生の姪っ子が
「うわ〜、まずそう!」
と、言うではありませんか!!
それで、全員押し黙り
しばし沈黙
。。。
もちろん、私は夫の親族の中で
アウェイで
一言も言えず
夫もかばってくれず、
姉夫婦も沈黙!
しばらくして
見るにみかねた夫の母が
「そんなことないわよ
美味しいわよね〜」
と、言ってくれたのが
唯一救いでした
でも、その日から
私は
あんなに大好きだった「おやき」が
一切食べられなくなりました。
おやきを見るだけであのときの光景が
フラッシュバックするのです
なぜ夫は私がおやきが大好きなことを
知っているのに
フォローしてくれなかったのだろう?
お姉さんだって
自分の娘が失礼なこと言ってるのを
なぜ注意しなかったの?
小学校5年なら、
言われた人の気持ちも
おもんばかれる年齢だろうに
などなど
その日の晩は寝られず
おかげで、さんざんな旅行になったのは
言わずともがな
あれから35年が経ち
いい加減もういいんじゃない
と、ようやくスイッチが切り替わり
(いい意味で歳をとりました)
生協のパンフレットにあったおやきを
頼んでみようかな〜
と思いました。
しかーし
1人の人のしかも子供の
心ない一言で
こんなにも引きずるんだなー
と、思いましたよ。
食べ物の恨みって怖いですね。
でもね
今、冷静に考えてみると
たぶん、姪っ子は私のことが
あんまり、好きじゃなかったのかな⁈
って思うのですよね。
何にもわからなかったんじゃなくて
すべてわかった上で
私に意地悪をしたんじゃないか
と。
小五の女の子ですからね。
もちろん
私はいい大人ですから、
その後も大人の対応をしてます。
もちろん、仕返しなんかしてないですよー
ただ、おやきを見るたびに
あの光景をどうしても思い出してしまうのです。
なんの罪もないおやきさん
心を込めておやきを作ってくだる
信州の人たち
ごめんなさい🙏
でももう大丈夫です!
この秋から、
おやきを美味しくいただきます
思い出す
おやきの思い出でした

ではまた
今日も笑顔でありがとう

