爪の肥厚は、高齢者の専売特許かと思っていましたが、最近は20代30代の女性にも見られるようになりました。
今日は、簡単に、肥厚した爪の対処法について書いていきます。
<爪の構造は3層になっています。>
一番下の層は、皮膚に縦方向へ「レール」が出来ていて、上の2層を前方へ運ぶ役目をしています。
真ん中の層と一番上の層は、爪の根元の細胞分裂で生まれてきます。爪の根元の三日月は、生まれたての爪の赤ちゃん。
成長とともに、一番下の層に乗って、指先の先端へ向かってへ押し出されていきます。
<爪の異常>
真っ直ぐ順調に伸びればいいのですが、指の先端が盛り上がっていると、前方向へ伸びずに、爪が溜まっていきます。
横筋が出て、それが幾重にも重なって、分厚くなっていきます。これが爪の肥厚の初期段階です。
レールが真っ直ぐでない方がいらっしゃいます。多くは、二番目の指に向かって曲がっています。合わない靴が原因のことが多いようです。
爪先と違う方向に伸びた爪は、爪が指先を抑えることができず、指先の先端に盛り上がりができます。
この盛り上がりが、さらに爪が前に伸びるのを妨害してしまいます。
<肥厚の原因>
1、合わない靴・・・爪先が当たる靴、緩すぎて前滑りする靴、ストレッチのきいたタイツなど。
2、怪我・・・重いものを爪の上に落として爪を痛めた
3、スポーツで痛めた・・・スキー靴などで痛めて爪を剥がし、医者へ行かず放置したなど。
病的な原因(爪白癬など)はここでは除きました。
<どのように肥厚していくか>
爪はとても柔らかいタンパク質でできています。
長時間爪に圧がかかった状態ですと、変形が容易に起こります。
怪我などで爪が剥がれた状態のまま歩くと、足指の先端が盛り上がってきます。
指の骨は、指の先端まで無く、爪の真ん中くらいまでしかありませんので地面からの圧力で、指の先端が上へ盛り上がってくるのです。骨の先端も、同様に上へ持ち上がるように力がかかり続けます。
その結果、指先に盛り上がりができて、爪が前へ伸びるのを妨げることになるのです。
そうなると、爪が外側へ曲がり始めたり、肥厚していきます。
肥厚した爪は、前からの圧迫で、どんどん上むきになっていき、一番下の層から剥がれていきます。
縦にアーチ状になり、爪の下に紐が通るような空間ができていることもあります。
厄介なのは、爪母の長さが短くなり、爪の生える方向が上方向、または自分の方へ逆向きに生えてくるケースです。
この場合は、人工爪はなかなか困難です。
<肥厚爪の様子>施術前
<削り方>
フットケア専門のマシンで、少しずつ、上から削ります。
消毒液を噴射しながら、回転するやすりで削っていきます。
出血もありませんし、痛みは全くありません。スピーディーに施術します。
<削ったあとの様子>施術後
爪の生える方向が上むきになっています。↑
このようにすきまができていると、人工爪も厚みが出てしまいます。
かなり浮いている状態
<人工爪を作りました>
<人工爪の注意点>
人間は新陳代謝を繰り返しています。
人工爪と皮膚の間には垢もたまります。
雑菌も繁殖します。
雑菌が繁殖しますと、健康な爪の部分がどんどん失われていき、どんどん小さな爪になってしまいます。
(自爪が人工爪の1/3の長さ以上必要となります。)
なるべく、自分の爪の面積を維持するために、衛生状態を保つ必要があります。
爪はよくお手入れすることが肝心です。(爪ブラシで洗う。よく水分を拭き取るなど)
人工爪は、定期的に付け替えることが必要になります。
こちらで、指定した日までに、来店不可能な方へは、人工爪はお断りさせていただきます。
皮膚科の医師(高山かおる先生)のご指導により、ほぼ、二ヶ月に一度の付け替えをお願いしております。









































