いじめ問題、相談に取り組む武術教育研究家、小池です。
「何の為に生きているのか分からない。」
いじめを受けている子はこんな感覚に陥ります。
親の立場からすると、「あなたが生きているだけでいいのよ」という感覚になります。
そして、抱きしめて直接、子供に言い聞かせる親もいるでしょう。
愛情は伝わってます。
お子さんはしっかりと愛情を受け取っています。
それでも、まだ「何の為に生きているか分からない」という悩みは消えません。
それはなぜか「何の為に生きているのか」という問いは、言い換えると次の言葉になるからです。
「生きているだけではダメだ」
学校でいじめられていると、常に役立たずとような扱いを受けます。
時には「お前なんていなければ」と集団から除外扱いを受けることもあります。
そしてヒドイ時には「お前なんて存在しなければ」と存在否定もされます。
お子さんにとって、親と一緒に過ごした”年月”は誰よりも長い。
しかし、今現在、学校にいる”時間”の方が長いものです。
親からの愛情で得た一つの肯定感は、より多くの集団によって簡単に塗りつぶされます。
では、どうすればよいか?
それには別の集団に所属させることが重要です。
学校よりも精神的影響力の高い、集団に所属させ、肯定感を得る必要があります。
そうした集団選択は、日本伝統文化のお稽古事がよいです。
なぜなら、「●道者として…」という心の在り方、道を歩む者としての生き方が示されているからです。
私にとっては、それが武道でした。
正直、スポーツ教育ではここまではできないという領域があります。
道は、「何の為に…」という感覚を追求していく道でもあります。
お子さんに合った”道”を提供してみてください。
武術教育研究家、小池